自宅葬を検討しようと思っても、「棺は家に入るのだろうか」「マンションや限られたスペースでもできるのか」「近所への配慮はどうすればよいのか」など、準備や住環境に関する不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
自宅葬は、事前に確認すべきポイントを押さえ、葬儀社のサポートを受けながら進めることで、間取りや広さに制約がある場合でも無理なく行えるケースが少なくありません。
この記事では、自宅葬のメリット・デメリットをはじめ、一般的な流れや事前確認リスト、後悔しない葬儀社の選び方、費用相場まで分かりやすく解説します。
この記事を要約すると
- 自宅葬とは、故人が生前に住んでいた自宅で通夜や葬儀・告別式を行う葬儀形式。準備は家族だけで行うのではなく、葬儀社に依頼するのが一般的です。
- メリットは移動の手間がなく住み慣れた家でゆっくりお別れできる点です。一方、棺の搬入動線や葬儀スペースの確保、準備や片付けの手間がかかる点などがデメリットです。
- 自宅葬を希望する場合は、葬儀社へ事前見積もりや自宅の下見を依頼しておくと安心です。費用相場は40万〜100万円程度ですが、備品レンタルや人件費などが別途必要になることがあります。
自宅葬とは?
自宅葬とは、故人が生前に暮らしていた自宅を会場として、通夜や葬儀・告別式を執り行う葬儀形式です。葬儀場や斎場を利用せず、慣れ親しんだ自宅で最期のお別れができる点が特徴です。
かつては自宅葬が一般的でしたが、核家族化や住宅事情の変化に伴い、葬儀場での葬儀が主流となりました。しかし近年は、葬儀場の予約が取りにくくなっていることや、家族葬の普及によって葬儀の小規模化が進んでいることから、自宅葬が改めて注目されています。
自宅葬と聞くと、「葬儀の準備をすべて家族だけで行わなければならない」と思われるかもしれません。しかし実際には、一般的な葬儀と同様に、次のような業務を葬儀社へ依頼できます。
- 病院や施設から自宅への搬送
- ご遺体の安置
- ドライアイスの手配
- 納棺
- 祭壇の設置
- 棺の運び出し
- 葬儀当日の進行
- 火葬場への出棺
家族が担う役割は、主に「場所の提供」と「参列者へのおもてなし」です。ご遺体の安置や管理、葬儀当日の進行などをすべて家族だけで対応するのは難しいため、自宅葬は葬儀社のサポートを受けながら進めるのが一般的です。
自宅葬を希望する場合は、まず葬儀社に相談し、自宅での実施が可能かどうかを確認してもらいましょう。
自宅葬のメリット
自宅葬には、斎場や斎場で行う葬儀とは異なる良さがあります。ここでは、主なメリットを紹介します。
- 住み慣れた家でゆっくりお別れできる
- 移動の手間を省ける
- 小さな子どもや高齢者がいる場合でも負担が少ない
- 時間を気にせずお別れできる
- 葬儀場の利用料がかからない
- 自由度が高い
住み慣れた家でゆっくりお別れできる
故人が長年過ごした自宅で、思い出の品々に囲まれながらお別れできるのが最大の魅力です。見知らぬ葬儀会場ではなく、生前と変わらない日常の延長線上で、穏やかに見送ることができます。好きだった花を飾ったり、趣味のものを傍に置いたりと、故人らしさを自由に表現できるのも自宅葬ならではです。
移動の手間を省ける
自宅葬では、通夜や葬儀のための移動が必要ありません。
とくに高齢のご家族がいる場合や、小さなお子様がいる場合、移動の負担は大きくなりがちです。自宅で葬儀を行えば、移動時間や荷物の準備を減らせるため、体力的な負担を抑えやすくなります。
また、遠方から来た親族が自宅に集まり、そのまま通夜や葬儀に参列できるケースもあります。自宅で過ごしながら準備を進められるため、慌ただしさを感じにくい点もメリットです。
小さな子どもや高齢者がいる場合でも負担が少ない
自宅での葬儀は、慣れない環境で過ごす負担が少なくなるのもメリットです。先に述べたように、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、移動だけでなく慣れない場所で長時間過ごすことそのものが負担になる場合があります。
自宅葬であれば、子どもが泣いたりぐずったりした際も、別室で休ませながら無理なく対応できます。授乳やおむつ替えもしやすく、普段に近い環境で過ごせるため、保護者の負担も軽減されるでしょう。
また、高齢の方にとっても、慣れない場所で長時間待機することは大きな負担になりがちです。自宅であれば、疲れたときに横になって休んだり、体調に合わせて無理のない範囲で葬儀に参加したりできます。
時間を気にせずお別れできる
葬儀場には開場時間や退場時間があり、時間を意識しながらお別れしなければならないことも少なくありません。自宅葬なら、そうした制限がなく、家族のペースでゆっくりと最期の時間を過ごせます。遠方から駆けつけた親族とも、落ち着いて言葉を交わす時間が持てます。
葬儀場の利用料がかからない
自宅葬では、安置施設や斎場などの利用料がかかりません。小さな祭壇、少人数の参列者なら、葬儀全体の費用を抑えられる可能性があります。
ただし、自宅葬だからといって必ず安くなるわけではありません。椅子や座椅子、受付用品、祭壇、照明、冷暖房対策など、必要な備品をレンタルする場合があります。また、自宅での設営や搬出に人手が必要になるため、人件費がかかることもあります。
費用を抑えたい場合は、葬儀社に見積もりを依頼し、何にいくらかかるのかを事前に確認しておきましょう。
自由度が高い
自宅葬は、斎場で行う葬儀に比べて、比較的自由度が高い点もメリットです。
葬儀場のプランに縛られず、故人の好みや家族の想いに合わせた演出が可能です。たとえば、故人が好きだった花や写真、愛用品などを飾りやすく、家族らしい空間にできます。
また、繁忙期であっても、僧侶や火葬場の都合がつけば、葬儀の日時を比較的柔軟に調整しやすい点もメリットです。自宅葬は、葬儀場のルールや時間枠に縛られにくいため、「形式にとらわれず、自分たちらしい形で故人を見送りたい」という家族の想いを実現しやすい葬儀形式といえるでしょう。
自宅葬のデメリット
自宅葬には多くのメリットがある一方、自宅で行うからこその注意点もあります。事前に確認しておかないと、当日思わぬトラブルにつながることもあります。自宅葬をする際に知っておきたいデメリットを確認しておきましょう。
- スペース・動線の制約がある
- 準備・後片付けに手間がかかる
- 参列者が多いと対応しにくい
- 駐車場やトイレなど来客用設備を補いにくい
スペース・動線の制約がある
自宅葬でいちばんのハードルになるのが、スペースと動線の問題です。
棺の標準的な長さは6尺(約180cm)で、一般的には故人の身長より10〜15cmほど余裕のあるサイズが選ばれます。身長が高い方の場合は、6.25尺(約190cm)や6.5尺(約197cm)の棺が必要になることもあります。
棺を自宅へ搬入する際は、玄関から安置場所までの動線が棺の長さに対応できるかを確認することが重要です。廊下に直角の曲がり角がある場合や階段を通る必要がある場合、またマンションでエレベーターの内寸が不足している場合は、搬入が難しくなることがあります。
必要な広さの目安としては、棺と祭壇を設置するために2〜3畳程度、さらに僧侶が読経するスペースとして1畳程度が必要です。これに加えて、参列者が着席するためのスペースも確保しなければなりません。
参列者数ごとの広さの目安は、以下のとおりです。
| 参列人数 | 必要なスペースの目安 |
|---|---|
| 5〜6人 | 6~8畳程度 |
| 10人以上 | 12畳以上(続き間があると安心) |
| 20〜30人 | 20畳以上+続き間 ※葬儀場も検討 |
また、見落としがちなポイントが、廊下の曲がり角や玄関の幅です。部屋の広さは十分に確保できていても、そこまでの搬入経路で棺が通らないケースがあります。搬入の可否を確実に確認するためにも、事前の見積もりや現地確認の際に、葬儀社のスタッフに実測してもらうと安心です。
準備・後片付けに手間がかかる
自宅葬では、斎場で行う場合に比べて、ご家族が準備や後片付けに関わる場面が多くなります。
葬儀社に依頼すれば、祭壇の設置や備品の手配、当日の進行などは任せられます。一方で、部屋の片付けや清掃、親族の控室の準備、弔問客へのお茶出し、近隣への挨拶といったことは、ご家族が対応する場面も少なくありません。
葬儀後も、祭壇や備品の撤去、部屋の片付けなどが必要になる場合もあります。心身ともに負担が大きい時期だからこそ、どこまで葬儀社に依頼できるか、家族が何を担当するかを事前に確認しておくことが大切です。
参列者が多いと対応しにくい
参列者が多い場合は、スペースの都合から自宅葬の実施が難しくなることがあります。座席数が不足したり、玄関付近が混雑したり、焼香の動線を確保しにくくなったりすることで、当日の進行に支障が生じる可能性があります。
また、弔問客が多くなると、受付や案内、お茶出し、香典返しの対応などにも人手が必要です。人の出入りが増えるため、近隣への配慮もこれまで以上に重要になります。
参列者が多くなることが予想される場合は、自宅葬にこだわりすぎず、斎場や寺院、集会所などの利用も含めて検討するとよいでしょう。
なお、弊社は全国対応しており、ご希望の地域に合わせた葬儀場のご案内が可能です。家族葬プランの場合、安置日数が3日まではプラン料金内に含まれており、式場利用料も一部の式場を除き、追加でかかりません。自宅葬を行うか斎場を利用するか迷っている方も、ご家族の状況や参列人数に合わせて最適な葬儀形式をご提案いたします。
全国から葬儀場を探す
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駐車場やトイレなど来客用設備を補いにくい
自宅葬では、駐車場やトイレ、待合スペースなど、参列者を受け入れるための設備が十分に整っていない場合があります。
弔問客が車で来る場合は、近隣のコインパーキングを案内したり、親族には公共交通機関の利用をお願いしたりするなど、事前の調整が必要です。路上駐車が増えると、近隣トラブルの原因になるおそれがあります。
また、参列者が多い場合は、自宅のトイレが混雑することも考えられます。高齢の方が参列する場合は、階段の上り下りや室内の段差にも配慮が必要です。
自宅葬を検討する際は、葬儀そのものだけでなく、参列者が快適に過ごせる環境が整っているかどうかについても確認しておきましょう。
自宅葬の流れ
自宅葬の基本的な流れは、斎場で行う葬儀と大きく変わりません。ただし、搬送や設営、近隣への配慮など、自宅ならではの事前確認が必要です。
一般的な自宅葬の流れは次のとおりです。
- 事前相談・見積もり(可能であれば)
- 葬儀社・菩提寺へ連絡
- 自宅へ搬送・安置
- 葬儀内容の打ち合わせ
- 会場・控室の準備
- 納棺
- 通夜
- 葬儀・告別式
- 出棺
- 火葬
- 精進落とし
それぞれの流れを簡単に見ていきましょう。
0.事前相談・見積もり(可能であれば)
自宅葬を希望する場合、事前に葬儀社へ相談し、見積もりを取っておくと安心です。棺の搬入・搬出動線や葬儀スペースの確認、マンションの場合は管理規約の確認なども必要になります。亡くなってから葬儀社を探すこともできますが、事前に確認しておくことで、いざというときに落ち着いて動けます。
弊社でも事前のご相談を全国で24時間無料で受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
1.逝去~葬儀社と菩提寺へ連絡
病院や施設、自宅などで亡くなられた後、医師による死亡確認が行われます。死亡診断書を受け取ったら、すぐに葬儀社へ連絡し、搬送を依頼します。自宅葬を希望する場合は、この時点で「自宅へ搬送して安置したい」と伝えましょう。深夜や早朝でも24時間対応している葬儀社がほとんどです。
菩提寺にも早めに連絡しておきましょう。葬儀の日程を確定させるために必要です。
なお、弊社では菩提寺がない(お寺とのお付き合い)がない方に向けて、全国一律価格でお坊さんのご手配を受け付けております。読経代はもちろん、お車代や戒名代も含んだ定額のお布施で、葬儀後に檀家になる必要もないので、安心してご利用いただけます。
2.自宅へ搬送・安置
故人を自宅へ搬送し、安置します。安置場所は直射日光が当たらず、できるだけ涼しく保てる部屋を選びます。ご遺体の保全にはドライアイスが必要で、葬儀社が手配してくれます。安置と同時に枕飾りを整え、家族が手を合わせられる場所をつくります。
3.葬儀内容の打ち合わせ
葬儀社と、日程や葬儀の形式、参列者数、祭壇の規模、料理、返礼品などについて打ち合わせを行います。自宅葬では、「どこまでを葬儀社に依頼し、どこからを家族が担当するのか」を事前に明確にしておくことが大切です。
また、椅子や焼香台などの備品をレンタルする必要がある場合は、この段階であわせて相談しておきましょう。
4.会場・控室の準備
葬儀の前日までに、自宅の会場づくりを進めておきましょう。葬儀社が祭壇や備品を搬入する前に、部屋の家具を移動してスペースを確保しておく必要があります。
準備しておきたい主なポイントは以下のとおりです。
- 葬儀スペースの確保(棺・祭壇・焼香台の配置は葬儀社と事前に確認)
- 親族用の着替え室・控室(できれば男女別に2部屋)
- 僧侶用の控室(姿見があるとより丁寧)
- 椅子・座椅子の手配(正座は高齢者の負担になるため、葬儀社に相談を)
- 玄関付近に受付スペースを設置
葬儀当日に慌てないよう、前日までに準備を整えておきましょう。
5.納棺
故人を棺に納める儀式です。身支度を整え、愛用品などを一緒に納めることができます。ただし火葬できないものもあるため、副葬品については葬儀社に確認しましょう。自宅での納棺も、葬儀社スタッフが進行をサポートしてくれます。
6.通夜
通夜は、故人と最後の夜を過ごす大切な時間です。親族や親しい人が集まり、読経・焼香を行います。通夜のあとは参列者への感謝を込めて通夜振る舞いを行うのが一般的です。仕出し料理や近隣の飲食店を利用する方法もあります。
地域や家庭によっては「寝ずの番」を行います。翌日の葬儀に備えて、家族で交代しながら無理のない形で見守りましょう。
7.葬儀・告別式
僧侶による読経、焼香、弔辞やお別れの儀式です。部屋の広さに合わせて参列者の人数を調整し、焼香の順番や動線は葬儀社スタッフに案内してもらうとスムーズです。式の最後に棺へ花を納め、出棺へと移ります。
8.出棺
葬儀社スタッフが棺を霊柩車へ運び出し、火葬場へ向かいます。
9.火葬
火葬場へ移動し、火葬を行います。火葬場の予約は葬儀社が手配してくれるのが一般的です。火葬後は収骨を行います。
10.精進落とし
火葬・収骨のあと、繰り上げ初七日法要を行う場合はこのタイミングで執り行い、そのあと精進落としへと移ります。
精進落としでは、僧侶、親族や参列者で食事をします。自宅で仕出し料理を用意する場合もあれば、飲食店を利用する場合もあります。自宅で行うと準備・片付けの負担が大きくなるため、家族の人数や体力に合わせて無理のない方法を選びましょう。
自宅葬を行うための事前確認リスト
自宅葬をスムーズに進めるために、事前に確認しておきたいポイントをまとめました。葬儀社への相談前にチェックしておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。
棺が通れる動線を確認する(玄関・廊下・エレベーター)
葬儀用スペースの広さを確認する
集合住宅の場合は管理規約を確認する
参列者の人数を確認する
控室・着替え室を確保する(親族用・僧侶用)
レンタルすべき備品をリストアップする(椅子・座椅子・茶器など/葬儀社に相談可)
弔問客用の駐車場を確保する
遺体を適切な温度で管理できる環境を整える(室温・ドライアイスの手配)
当日の人手を確保する(弔問客対応・おもてなしなど)
近隣への挨拶を行う
- 通夜振る舞い・精進落としの手配をする(自宅・仕出し・店舗)
自宅葬対応の葬儀社の選び方
自宅葬を行う場合は、自宅葬に対応している葬儀社を選ぶとスムーズです。
葬儀社によっては、斎場での葬儀を中心に対応しており、自宅葬の経験が少ない場合もあります。自宅葬では、式場ではなく一般の住宅で葬儀を行うため、スペースや動線、近隣への配慮、備品の手配など、通常の葬儀とは異なる確認が必要です。
ここでは、自宅葬を依頼する葬儀社を選ぶときのポイントを紹介します。
自宅葬の実績があり、事前確認を行ってくれる葬儀社を選ぶ
自宅葬では、式場ではなく一般の住宅で葬儀を行うため、スペースや動線の確認、備品の手配など、通常の葬儀とは異なる対応が必要です。葬儀社によっては自宅葬の経験が少ない場合もあるため、実績があるかどうかを事前に確認しておきましょう。
実績のある葬儀社であれば、自宅の状況に合わせて無理のない葬儀の形を提案してもらいやすく、事前に自宅を訪問して次のような点を確認してもらえます。
- 棺の搬入・搬出ができるか
- 葬儀を行う部屋の広さが足りるか
- 祭壇・焼香台・参列者席の配置
- 僧侶の読経スペースが確保できるか
- 近隣や共用部への配慮が必要か
問い合わせの際は「自宅葬の実績はありますか」「事前に自宅の広さや動線を確認してもらえますか」と聞いてみましょう。電話だけで判断せず、可能であれば事前の下見を依頼するのがおすすめです。
見積もりの内訳がわかりやすい葬儀社を選ぶ
自宅葬は斎場の利用料がかからない一方、備品レンタルや人件費などが発生することがあります。見積もりの内訳がわかりやすく、追加費用が発生しにくい葬儀社を選ぶことが大切です。
確認しておきたい主な項目は次のとおりです。
- 搬送費・安置費用
- ドライアイスの費用
- 棺・骨壺の費用
- 祭壇・備品レンタル費
- 人件費
- 返礼品・料理の費用
見積もりを受け取ったら「この金額のほかに追加でかかる費用はありますか」と確認しておくと安心です。
自宅葬の費用相場
自宅葬の費用相場は、40万〜100万円程度とされています。葬儀場の式場使用料がかからない分、一般的な葬儀と比べてコストを抑えやすい傾向です。
ただし、備品のレンタルをはじめ、自宅葬ならではの費用が発生する点は頭に入れておきましょう。自宅葬をするにあたって、親族や近所の方に手伝ってもらう場合は、心づけが必要となることもあります。
また、僧侶へのお布施や返礼品の費用は別途必要です。葬儀社への見積もりを取る際は、何が含まれていて何がオプションになるかを必ず確認しましょう。
よくある質問
ここでは、自宅葬を検討している方からよくある質問にお答えします。
自宅葬と家族葬は違うの?
自宅葬と家族葬は、意味が異なります。自宅葬は「どこで葬儀を行うか」を表す言葉で、故人の自宅を会場として通夜や葬儀・告別式を執り行う形式です。一方、家族葬は「誰が参列するか」を表す言葉で、家族や親族、親しい知人など少人数で行う葬儀を指します。
そのため、「自宅で家族葬を行う」ことも可能です。実際に、自宅葬は少人数で行われることが多く、家族葬と組み合わせて考えられるケースもあります。
賃貸でも自宅葬はできる?
賃貸住宅でも、自宅葬ができる場合があります。
ただし、物件の契約内容や管理規約によっては、葬儀が難しいこともあります。とくにマンションやアパートなどの集合住宅では、共用部の使用や棺の搬入・搬出、弔問客の出入りについて確認が必要です。
賃貸で自宅葬を行いたい場合は、まず管理会社や大家さんに相談しましょう。あわせて、葬儀社にも自宅の状況を見てもらい、棺の搬入・搬出や葬儀スペースの確保ができるか確認してもらうと安心です。
自宅葬を行う際、近隣への挨拶はどうすればいい?
自宅葬が決まったら、できるだけ早めに近隣への挨拶を済ませておきましょう。葬儀社の車が何度も出入りしたり、弔問客の出入りが増えたりするため、事前に一言伝えておくと近隣トラブルを防ぎやすくなります。
挨拶の範囲は、戸建ての場合は両隣と向かいの家が基本です。集合住宅の場合は両隣・上下階の部屋、管理会社や管理組合に伝えておきましょう。挨拶では、「〇月〇日に自宅で葬儀を行うため、人の出入りが増えること」「車の乗り降りや読経などで迷惑をかける可能性があること」を簡潔に伝えます。
葬儀後にも、改めてお礼の挨拶回りをしておくと丁寧です。
自宅葬に対応している葬儀社はどうやって探せばいい?
自宅葬に対応している葬儀社を探す場合は、「自宅葬 地域名(市区町村名)」で検索してみましょう。自宅葬の実績がある葬儀社や、自宅葬向けのプランを用意している葬儀社を見つけやすくなります。
なお、自宅葬は、自宅の広さや搬入経路などの条件によって、実施できるかどうかが変わります。一見難しそうな場合でも、自宅葬の経験が豊富な葬儀社であれば、祭壇の配置を工夫したり、搬入方法を検討したりと、実現に向けた提案をしてくれることがあります。
まずは複数の葬儀社に相談し、自宅で葬儀を行えるかどうかを確認しながら、自分たちに合った方法を一緒に考えてもらいましょう。
なお、弊社も一部の地域を除き自宅での葬儀にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
自宅葬は準備を丁寧にすることが大切
自宅葬は、故人が住み慣れた自宅で、家族がゆっくりとお別れできる葬儀形式です。一方で、スペースや搬入動線、参列者数、近隣への配慮など、事前に確認すべきポイントもあります。
ただし、自宅葬は家族だけで行うものではありません。搬送や安置、納棺、祭壇の設置、出棺などは葬儀社がサポートしてくれるため、まずは自宅葬の実績がある葬儀社へ相談し、自宅で実施できるか確認してもらうことが大切です。
弊社でも自宅葬に対応しております。ご希望やお悩みを伺いながら、自宅での葬儀が可能かどうかや必要な準備についてご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
弊社では、価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。参列人数に応じた広さの式場で、現代に合わせたシンプルな葬儀を行えます。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。
