葬儀のマナー

妻の父が亡くなったら夫はどうする?役目や取るべき行動、マナーを解説

妻の父が亡くなったら夫はどうする?役目や取るべき行動、マナーを解説

妻の父が亡くなった場合、義理の息子にあたる夫はどのように振る舞うべきか悩むこともあるのではないでしょうか。義理の関係だけに、率先して準備を進めるのは出すぎているのではと気後れすることもありますが、かといって何もしないのも不誠実に感じられるものです。

今回は、義父が亡くなったときの夫の役目や、取るべき行動について解説します。妻や義母にかけるべき言葉や葬儀マナーについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事を要約すると

  • 妻の父が亡くなったら、夫はできる限り妻や義母をサポートしましょう。肉親を亡くしたばかりの人は冷静に行動するのが難しい傾向があるため、精神的なサポートはもちろん、葬儀の準備を手助けするのも大切です。
  • 死亡診断書のやり取りや、ご遺体の安置所の手配などは、必要に応じて夫が代行しましょう。妻に兄弟がいない場合や、義母が憔悴しているケースでは、葬儀社との打合せにも積極的に参加してください。
  • 妻や夫自身が喪主を務めないケースでは、香典も用意しておく必要があります。忌中や喪中は華やかな席への参加も控えるなど、節度ある行動が肝要です。
要約文下の共通CTA

葬儀のご依頼・ご相談はこちら

些細なことでもお気軽にご連絡ください

0120-503-035

  • 通話無料
  • 24時間365日対応

妻の父が亡くなったときの夫の役目

妻の父が亡くなったときの夫の役目は、妻を精神的に支えながら葬儀準備のサポートを行うことです。

身内に不幸があれば葬儀の準備を進める必要がありますが、故人と関係の深い肉親は、悲しみのあまり冷静に行動できない可能性があります。一方で、義理の立場にある夫は肉親よりも幾分落ち着いて行動できる傾向があるため、状況に応じ率先して葬儀準備のサポートをすべきです。

妻の心身の負担軽減に目を向けながら、進んで手助けしましょう。通夜や告別式に参列するのはもちろん、なるべく早めのタイミングから準備に参加するのが望ましいです。特に妻に男兄弟がいない場合は、男手が重宝される場合もあります。

葬儀の段取りを進めるには、喪主を決める必要があります。喪主に法律上の決まりはありません。喪主は、一般的には故人の配偶者である義母やその息子が務めるケースが多いですが、娘である妻が務めることもあります。

故人との関係性や遺族の状況によっては、夫が喪主を務める可能性も考えられます。夫自身や配偶者が喪主を務める場合は、より積極的に葬儀の準備を進めなければなりません。

関連: 喪主がやることリスト|葬儀前・当日・葬儀後の流れを解説

弊社「1日葬・家族葬のソファミ」では、資料請求の特典で「喪主がやるべきことをまとめたハンドブック」を無料で進呈しています。さらに、資料請求をすることで割引価格が適用されますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

葬儀のご依頼・ご相談はこちら

些細なことでもお気軽にご連絡ください

0120-503-035

  • 通話無料
  • 24時間365日対応

妻の父が亡くなったときにかける言葉

妻の父が亡くなった際には、まずは相手をいたわり気遣う言葉をかけるのが大切です。

  • 妻に対してかける言葉
  • 義理の母(故人の妻)に対してかける言葉

上記についてそれぞれ解説します。

妻に対してかける言葉

父親を亡くしたばかりの妻に対しては、形式にこだわりすぎず、相手の気持ちに寄り添った言葉をかけましょう。無理に励ますのではなく、体調を気遣いながら、そばにいて共に悲しむ姿勢を見せるのが大切です。

相手の状況に合わせて、以下のような言葉をかけてみましょう。

  • 大丈夫?
  • できることは自分がやるから無理せず言ってね

無理に言葉を探すより、率先して家事や育児、事務手続きを行うといった具体的な行動で示す方法も有効です。

一方、相手を鼓舞しようと「がんばって」「君がしっかりしないと」と声をかけてしまうと、相手のプレッシャーになるため控えましょう。無理に元気づけるのではなく、一緒にいる姿勢を示すのが肝要です。

「あのときすぐに病院に連れていっていれば」といった、相手の罪悪感を呼び起こす言葉も避けましょう。

義理の母(故人の妻)に対してかける言葉

故人の妻である義理の母がいる場合は、丁寧な対応を心がけつつ、相手の気持ちを汲みながら言葉をかけましょう。大切な人を亡くした心労や葬儀準備の疲労に配慮するのも大切です。

義理の母に対しては、以下のような言葉をかけてみましょう。

  • この度は突然のことで、残念でなりません
  • お体は大丈夫ですか?
  • お疲れではないですか?私にできることがあればお手伝いしますのでご無理なさらないでくださいね

義理の母に対し、「ご愁傷様です」「お悔やみ申し上げます」と伝えるのは間違いではありません。しかし、義理とはいえ身内に対して使う言葉としては、やや他人行儀に感じられてしまう可能性もあります。

妻の場合と同様、義母に対しても無理に励ます言葉は逆効果です。一般的な葬儀マナー同様、「ますます」「次々」などの重ね言葉や、死因に関してこちらから詮索することもタブーとなるため注意しましょう。

妻の父が危篤・亡くなった場合に夫が取るべき行動

妻の父が危篤の場合や、亡くなった場合には、夫は次のような行動を取りましょう。

  • 病院や義父宅へ急行する
  • 死亡診断書を受領する
  • ご遺体の搬出や葬儀社の手配をサポートする
  • 末期の水をとる
  • 親族への連絡を補佐する
  • 勤務先へ連絡する
  • 葬儀プランを決定・手助けする
  • 納棺・通夜・告別式・火葬に参列する

具体的に解説していきます。

病院や義父宅へ急行する

義父の危篤の知らせや訃報を受けたら、都合をつけてなるべく早く病院や義父宅へ急行しましょう。その際、まずは妻が義父の元へ一刻も早く駆けつけられるようサポートするのが大切です。

例えば、子どものお迎えがある場合は夫が率先して行ったり、深夜で公共の交通機関が利用できない場合は車で送り届けたりします。

遠方で頻繁に往復するのが難しい場合は、妻が先行して出発し、夫は喪服などの準備を整えた後に出発するのも選択肢の一つです。

死亡診断書を受領する

医師の死亡確認を受けたら、死亡診断書を受領します。

死亡届の提出には、原則として死亡診断書または死体検案書が必要です。死亡届を提出し、火葬許可を受けなければ、火葬は行えません。重要な書類のため丁寧に扱う必要がありますが、妻や義母、義理の兄弟姉妹は冷静に対応できない可能性があります。状況を見ながら、代わりに受領したり、責任をもって保管したりするなどのサポートを行いましょう。

死亡診断書は医師から交付されます。交付までの時間は病院や死亡状況によって異なるため、医療機関の案内に従いましょう。故人の保険や年金関連の手続きに必要になることが多い書類のため、多めにコピーを取っておくのがおすすめです。

なお、弊社「1日葬・家族葬のソファミ」では、死亡届の提出の代行をあらかじめ葬儀プランの基本料金内に含んでおりますので、葬儀が初めてでご不安な方でも安心してお任せいただけます。

ご遺体の搬出や葬儀社の手配をサポートする

ご遺体の搬出や葬儀社の手配についてもサポートしましょう。

病院で亡くなった場合、ご遺体は病室や霊安室に長時間そのままにはしておけません。早めに搬出するよう看護師さんから促されるため、2~3時間以内をめどに安置所に移動する必要があります。

自宅で亡くなった場合も、スペースや保冷管理の観点からご遺体を安置所に移動することがあるため、葬儀社の手配が重要になります。

妻や義母、義理の兄弟姉妹の状況を見て、相談しながら依頼先の葬儀社を決めましょう。

なお、この段階では葬儀プランの詳細を決定する必要はありません。なかなか葬儀社を絞れない場合は、ひとまずご遺体の搬送と安置のみを依頼するのも一つの方法です。

関連: 葬儀社手配で失敗しないための5つのポイント。選び方から費用相場まで基本を解説。

末期の水をとる

ご臨終の際には、末期の水と呼ばれる儀式を行うのが一般的です。

末期の水は、故人の死出の旅路を整える目的で、その場にいる血縁関係の近い順に故人の唇を湿らせていく儀式です。義理の関係にある夫は、義母や妻、義理の兄弟姉妹などが終えた後に末期の水をとります。

末期の水は、死亡診断書や葬儀社の準備などと並行してタイミングを見ながら行われますが、宗教・宗派・病院によっては実施しないこともあります。

親族への連絡を補佐する

その場にいない親族への連絡を補佐するのも夫の役目です。妻や義母が疲れていたり、他の準備で忙しかったりする場合は、代わりに親族への連絡を請け負いましょう。

連絡する親族の範囲は、夫が勝手に決めてはいけません。ごく親しい身内だけで家族葬を行う場合は、事前に訃報を伝えないこともあるため、あらかじめ妻や義母としっかり打ち合わせておく必要があります。

勤務先へ連絡する

夫自身の勤務先へ身内の不幸を連絡し、忌引き休暇を申請しておくのも大切です。

ご遺体の搬送手配や親しい親族への連絡など、緊急を要する対応が落ち着いた段階で、タイミングを見て上司に連絡を入れましょう。チームメンバーへの説明は、上司に依頼したり、メールやチャットで伝えたりする方法があります。

休暇の期間については、葬儀スケジュールや家族の状況、業務との兼ね合いを考え、周囲と相談しながら決めてください。

関連: 会社への訃報連絡はどうする?メールの書き方を例文付きで解説

葬儀プランを決定・手助けする

ご遺体の搬送や必要な連絡が落ち着いたら、葬儀社と具体的な葬儀プランを詰めていきます。

基本的には喪主が葬儀プランを決定します。しかし、喪主を務める義母が憔悴していたり、妻が喪主を務めたりする場合には、夫も葬儀社との打合せに積極的に参加しましょう。

葬儀プランにはさまざまなものがあり、内容やオプション、費用は葬儀社によってまちまちです。葬儀の満足度や金銭に関わる部分のため、夫の冷静な意見や判断は貴重です。

状況次第では、ご遺体の搬送を依頼した葬儀社以外に葬儀を依頼することも可能なため、周囲の意見を汲み取りながら対処しましょう。

火葬場が混み合う都心では、火葬場の予約に合わせて葬儀スケジュールを組むことが多くなっています。菩提寺がある場合には、先方への連絡もサポートしましょう。

納棺・通夜・告別式・火葬に参列する

葬儀の準備が整ったら、遺族として納棺・通夜・告別式・火葬に参列します。席次や焼香順などについては、葬儀社の案内に従いましょう。

葬儀中は、喪主は自由に動けないことがままあるため、必要に応じて喪主や式の円滑な進行をサポートするのが大切です。遠方からの参列者がいれば、車を出して迎えに行くなど移動のサポートを行うのもよいでしょう。

妻の父が亡くなった場合のマナー

妻の父が亡くなった場合には、いくつか守るべきマナーがあります。

  • 香典
  • 喪服
  • 喪中はがき
  • 控えるべき行動

上記について詳しく解説しています。

香典

葬儀は家単位で行うことから、妻の父が亡くなった際にも香典は必要です。一般的には年齢に応じて、以下のように3万~10万円の範囲で用意する傾向が見られます。

年齢香典の目安
20代まで3万円
30~40代5万~10万円
50代以降10万円

香典の相場は地域や家庭によっても異なりますが、通常は実の親が亡くなったときと同程度の香典を用意します。

自分自身や妻が喪主を務める場合や、喪主が香典を辞退している場合は香典は不要です。ただし、喪主と別に立てた施主が葬儀費用を負担する場合は、喪主が施主に対して香典を渡すこともあります。

親子関係にあたる人の香典の相場は、他の関係に比べて高めです。これは、葬儀費用の一部を負担し喪主を経済的にサポートするという意味合いが込められているためです。

香典のマナーについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連: 香典の正しい包み方とは?相場の金額・送り方のマナー・香典袋の書き方を詳しく解説

喪服

妻の父の通夜や告別式では、役割に応じて以下の喪服を着用するのが一般的です。

役割服装
妻や自分(夫)が喪主を務める正喪服・準喪服
上記以外準喪服・略喪服

正喪服とは、弔事における最も格式が高い正式な礼服で、男性の場合は黒羽二重や黒のモーニングコート(昼の告別式)などを指します。

準喪服はいわゆるブラックフォーマルのスーツであり、略喪服はダークカラーのビジネススーツなど喪服のなかで最も格式が低い服装です。

喪主以外の親族や参列者が喪主より格上の服装を着用したり、一般の参列者が親族より格上の服装を選んだりするのはタブーです。このタブーを避ける意味合いから、基本的には上記の役割に応じて喪服を選択する傾向があります。

ごく親しい身内のみで行う家族葬の場合は、平服(略喪服)で揃えるケースもあります。その際には、親族間で事前に申し合わせておく必要があります。

関連: 家族葬の服装は?身内だけなら普段着OK?持ち物やマナーも解説

喪中はがき

妻の父が亡くなったら、妻の関係者はもちろん、夫の関係者にも喪中はがきを出すのが一般的です。

故人との続柄は、「義父」や「岳父」と表記します。

夫婦連名の案内状を作成する場合、世帯主から見た続柄で統一します。もしも妻側が「義父」という表記に違和感を覚えるのであれば、「妻〇〇の父☆☆」のような記載でも構いません。

喪中はがきは、相手が年賀状を準備する前に届くよう、一般的には11月から12月上旬ごろまでを目安に送ります。

控えるべき行動

義父が亡くなった場合、夫も一周忌ごろまでを喪中の目安とすることがあります。ただし期間や控える行動に法律上の決まりはありません。神社への参拝は、神道では一般に50日までの忌中を避け、忌明け後は再開して差し支えないとされています。

具体的には、以下のような行動を避けることが推奨されます。

  • 門松やおせち料理などの正月のお祝い
  • 初詣
  • 年賀状のやり取り
  • 結婚式への参列

忌中は神社への参拝や華やかな祝い事を控えるのが一般的です。旅行や外出が一律に禁止されるわけではありません。お中元・お歳暮も祝い事ではありませんが、忌中は時期をずらす場合があります。

喪中に避けるべき行動については、以下で詳しく解説しています。

関連: 喪中とは?期間・範囲や忌中との違い・してはいけないことを解説

妻の父が亡くなったときのよくある質問

妻の父が亡くなったときのよくある質問として、以下の4つを紹介します。

  • 義父が亡くなったら会社は何日休むもの?
  • 義父の四十九日の法要の香典の相場はいくら?
  • 義父が亡くなったら自分も相続の対象になる?
  • 会社の同僚の義理の父が亡くなったときのマナーは?

それぞれ回答していきます。

義父が亡くなったら会社は何日休むもの?

故人との関係性や、喪主を務めるといった葬儀での役割によっても異なりますが、一般的には3日ほど会社を休む傾向が見られます。

義父が亡くなった場合の忌引き休暇の日数は、3~7日間ほどのケースが多いようです。しかし忌引き休暇は会社の福利厚生に依存するため、企業によってまちまちです。法令による決まりはないため、取得前にしっかり確認しておきましょう。

関連: 忌引きとは?どこまで対象で何日休める?早見表と伝え方を解説

義父の四十九日の法要の香典の相場はいくら?

義父の四十九日法要に参列する場合、親族の香典(御仏前)は1万〜3万円程度が一つの目安です。会食の有無や夫婦での参列、地域・親族間の慣習によって調整します。

義父が亡くなったら自分も相続の対象になる?

義父と養子縁組していた場合を除き、同居の有無にかかわらず夫は原則的に相続の対象外です。

ただし、夫が長らく義父の介護を無償で実施していたような特殊なケースでは、民法1050条に基づき、「特別寄与料」を請求できる可能性があります。

会社の同僚の義理の父が亡くなったときのマナーは?

会社の同僚の義父が亡くなったときは、香典・供花は会社から送るのが一般的で、通常は個人からは送りません。

故人や同僚との関係性によっては、個人的に対応しても構いませんが、親しくない場合には相手に気を遣わせてしまいかえって迷惑になります。

会社から香典や供花を送る動きがなければ、会社の有志を募るのも一つの方法です。

相手の義理の父の呼び方は「岳父」です。弔電を送る場合には「御岳父」と記載しましょう。

妻の父が亡くなったら冷静に妻や義母をサポートしましょう

妻の父が亡くなったら、夫は妻や義母をサポートしましょう。妻や義母は悲しみのあまり、冷静な判断や行動が困難になっている可能性があります。

妻が喪主を務める場合はもちろん、義母が喪主の場合にも葬儀の準備をサポートするのが大切です。状況に応じて、葬儀社との打合せにも積極的に参加しましょう。

弊社では、価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。参列人数に応じた広さの式場で、現代に合わせたシンプルな葬儀を行えます。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

葬儀のご依頼・ご相談はこちら

些細なことでもお気軽にご連絡ください

0120-503-035

  • 通話無料
  • 24時間365日対応

※サービスサイトに移動します。

オペレーターと祭壇と家族のイラスト
葬儀をお考えの方は までご相談ください

※サービスサイトに移動します。

葬儀のご依頼・ご相談はこちら

些細なことでもお気軽にご連絡ください

0120-503-035

  • 通話無料
  • 24時間365日対応