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死にそう(危篤状態)な人にかける言葉は?家族へかける言葉や避けたほうがいい言葉を解説

死にそう(危篤状態)な人にかける言葉は?家族へかける言葉や避けたほうがいい言葉を解説

死期が近い方、危篤状態の方にはなんと声をかけたらいいでしょうか。相手に自分がそばにいることや、感謝の気持ちを伝えて、最後のお別れは穏やかな気持ちでいたいものです。

本記事では、危篤状態の方にかける言葉や、避けたほうがよい言葉を解説します。本記事を参考に自分の気持ちや伝えるべきことを整理して、お互いにとって後悔のない時間を過ごせるようにしましょう。

この記事を要約すると

  • 危篤状態の方には、安心感を与える言葉をかけたり、これまでの思い出を振り返ったり、感謝の気持ちを伝えたりするようにしましょう。たとえ本人から反応がなくても、亡くなる直前まで意識が保たれている場合もあります
  • 死を連想させる言葉や否定的な表現は避けることが大切です。また、回復の見込みがない状況で安易に励ましの言葉をかけてしまうと、かえって相手を悲しませてしまうこともあるため注意しましょう。
  • 危篤の知らせを受けたら、面会が可能であれば速やかに病院へ向かいます。同時に、本人の家族や親戚、親しい友人など、知らせる必要のある人へ連絡を取るようにしましょう。
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死にそうな人(危篤状態にある人)にかける言葉

危篤状態にある方に会いに行くと、本人が少しでも穏やかな気持ちになれるような言葉や、別れを惜しむ気持ちを伝えたいと感じるものです。一方で、話せない、目が開かないといった状態の場合、「自分の言葉が本当に伝わっているのだろうか」と不安になることもあるでしょう。

しかし、一般的には亡くなる直前まで意識があり、聴力は最後まで働いているともいわれています。「眠っているから声は届いていないだろう」と諦めるのではなく、伝えたい思いがあれば、できるだけ言葉にして伝えることが大切です。ここでは、まもなく死を迎える状態の方にかけるとよい言葉を紹介します。

なお、死期が近づいている方は、危篤になる前から身体的な変化が現れたり、自ら察して身辺整理を始めたりすることもあります。危篤状態の方に限らず、「残り少ない一緒に過ごせる時間を大切にしたい」と考えている方は、あわせて関連記事も参考にしてみてください。

関連: 死が近い人の行動や特徴は?接し方・避けるべき行動・必要な準備を解説

安心感を与える言葉

まずは、本人が安心できる言葉をかけてあげましょう。たとえ身体的に回復の見込みがない場合や、治療の手立てが尽きている状況であっても、大切な人がそばにいるだけで安心につながることがあります「そばにいるから安心してね」と声をかけ、そっと手を握ってあげるのもよいでしょう。

また、家のことや家族のことなど、長く気がかりな思いを抱えている方には、「家族のことは任せてね」「心配しなくて大丈夫だよ」といったように、相手の気持ちを思いやりながら言葉を伝えることが大切です。

楽しかった思い出を振り返る言葉

危篤状態の方にとって、思い出話を聞くことは、自身の人生を振り返るきっかけになります。また、そばで見守る人にとっても、楽しかった出来事を思い返すことで、温かな気持ちになったり、かけがえのない時間への感謝が生まれたりするものです。

「去年、一緒に行った旅行、楽しかったね」「あのとき、みんなで食べたご飯、おいしかったね」など、できるだけ具体的なエピソードを交えて伝えてあげましょう。「まだ一緒にいたいよ」と、別れを惜しむ素直な気持ちを言葉にするのも差し支えありません。

感謝を伝える言葉

危篤状態の方に、忘れずに伝えたいのが感謝の言葉です。親であれば、生んでくれたことや育ててくれたことに対して、「お父さんの息子になれて幸せだったよ」といった気持ちを伝えるとよいでしょう。

また、「あのとき助けてくれてありがとう」など、具体的なエピソードを添えることで、そのときの記憶がより鮮明によみがえることもあります。たとえ昔の出来事を思い出せなかったとしても、「今までありがとう」と、共に過ごせた時間への感謝を言葉にすることが大切です。

これが気持ちを伝える最後の機会になるかもしれません。後悔を残さないためにも、普段は照れくさくて言えない思いを、素直な言葉で伝えてみてください。

死にそうな人(危篤状態にある人)には避けるべき言葉

死期が近い方を目の前にすると、気が動転してしまい、悪気はなくても、本人にはかけないほうがよい言葉を口にしてしまうことがあります。ここでは、危篤状態の方に対して避けるべき言葉について解説します。

死を連想させる言葉

「ご愁傷さまです」はもちろん、「もうすぐお別れですね」といった表現は、死を強く連想させるため、危篤状態の本人に向けて使う言葉としては適切ではありません。

本人に直接向けた言葉でなくても、会話の流れの中で「枯れる」「落ちる」「朽ちる」などの忌み言葉が出てしまうと、死を意識させてしまう可能性があるため避けましょう。

また、「今までよく頑張ったね」という言葉も、受け取り方には個人差があるため注意が必要です。長い闘病生活を送ってきた方のなかには、その言葉によって安心する人もいますが、一方で「死を前提とした言葉」と受け取ってしまう人もいます。そのため、安易にかける言葉としては控えたほうが無難です。

ネガティブな言葉

死が迫っている方を目の前にすると、強い不安や絶望感から、「もうダメかもしれない」といったつらい言葉を思わず口にしてしまいそうになることもあるでしょう。しかし、そのような言葉は、本人の気持ちをさらに追い込んでしまう可能性があるため、避けることが大切です。

また、長く生きてほしいという思いからであっても、「助かる方法はなかったの?」といった問いかけは控えましょう。体調や治療について責められているように感じさせてしまうことがあり、本人の負担になりかねません。

安易な励ましの言葉

大切な方が亡くなりそうな状況では、「元気を出して」「頑張って」と励ましの言葉をかけたくなるかもしれません。しかし、その言葉が、かえって本人の負担になってしまうこともあります。

また、「きっと治るよ」「まだ助かるかもしれない」といった希望を持たせる言葉も、回復の見込みがない場合には、相手をさらに悲しませてしまう可能性があります。死が近づいている方を、無理に励ます必要はありません。

本人がすでに死を受け入れていたり、これから受け入れようと心の準備をしていたりすることも少なくありません。そのようなときは、安易な励ましよりも、感謝の気持ちや安心感を与える言葉を伝えるほうが、穏やかな時間につながるでしょう。

どんな言葉をかけていいかわからないとき

死が近づいている人を目の前にして、戸惑いや悲しみから何を言っていいのかわからない、言葉が出てこないという方もいるでしょう。無理に話そうとして、涙が溢れて上手く話せないという方もいるかもしれません。

言葉が出てこないときは、黙ってそばにいて見つめるなど寄り添うだけでも相手はうれしいものです。うなづいたり、手を取ったりすることで、これまでその人と築いてきた関係性のなかで、相手に伝わることもあるでしょう。

身内に死にそうな人(危篤状態にある人)がいる人へかける言葉

友人の親が危篤、会社の同僚の身内が危篤だと知ったときは、どのような言葉をかけるのがよいでしょうか。大切な方が死にそうになっているという人には、まずこちらが落ち着いて、言葉選びをすることが大切です。励ましになると思ったことが相手のプレッシャーになり、傷つけてしまうということがないようにしましょう。

親しい友人

まずは、自分を頼って連絡をくれたことに対して、「つらいときに連絡してくれてありがとう」と気持ちを受け止める言葉を伝えましょう。

友人は、これから病院へのお見舞いや、状況によっては最期のお見送り、葬儀などを控え、心身ともに忙しくなることが多いものです。一方で、大切な人の病状や死が迫っている現実を、まだ受け止めきれず、深い話をしたくないと感じている場合もあります。そのため、こちらから無理に込み入った話題を切り出すのは控えたほうがよいでしょう。

「しばらく大変だと思うけど、無理しないでね」「何か手伝えることがあったら、遠慮なく言ってね」と、友人を気遣う言葉をかけてあげるだけでも、安心につながります。友人自身が「話を聞いてほしい」と感じていたり、時間に余裕があるようであれば、じっくり話を聞くことで、気持ちの整理を助けることにもなるでしょう。

なお、「くよくよしないほうがいい」「あなたがしっかりしないと」といった言葉は、かえってプレッシャーになると感じる人もいます。無理に励まそうとせず、寄り添う姿勢を大切にすることが重要です。

知人関係

知人といっても親交の深さはさまざまで、親しい友人とは異なり、電話やメールで連絡を受けるケースも多いでしょう。その際は、失礼のないよう、丁寧な言葉遣いや文面を心がけることが大切です。

「ご家族でできるかぎりのことをしてあげてください」「お手伝いできることがあれば、遠慮なくお声がけください」など、相手を気遣う気持ちが伝わる言葉を添えるとよいでしょう。

一方で、丁寧さを意識するあまり、長電話になったり、長文のメールを送ってしまったりしないよう注意が必要です。相手は、身近な人の容体や死と向き合う中で、時間的にも精神的にも余裕がない場合が少なくありません。

電話でもメールでも、簡潔に要点を伝えることを心がけることが、相手への思いやりにつながります。

仕事関係

仕事関係者の身近な方が危篤の状態にある場合、見舞いや介護のための休暇、あるいは忌引きに関する連絡を受けることも少なくありません。

その際は、友人や知人の場合と同様に、「心よりお見舞い申し上げます」「ご家族で過ごす時間を大切にしてください」といった、お見舞いと気遣いの言葉を伝えましょう。

あわせて、業務について心配しなくてよいことを伝えると、相手も安心しやすくなります。本人は、身内の事情で仕事に支障が出ることを申し訳なく感じ、言い出しにくい場合もあります。「こちらで調整しますので、どうかご安心ください」と一言添えるだけでも、大きな支えになるでしょう。

危篤状態の人のお見舞いのマナー

危篤の連絡を受けたら、一刻も早く本人のもとへ駆けつけましょう。最後のお別れになる可能性もあるので、なるべく早く向かうようにします。ここでは、危篤状態の人へのお見舞いのマナーについて解説します。

落ち着いて病院へ向かう準備をする

危篤の連絡を受けた際は、無理にいろいろ話そうとせず、「すぐに向かいます」と簡潔に伝えるのがよいでしょう。気が動転している状態では、意図せず思ったことをそのまま口にしてしまうおそれもあるため、あえて多くを語らない配慮も大切です。

また、自宅ではなく病院の場合は、あらかじめ病院のルールを確認しておきましょう。面会時間や人数に制限が設けられていることも多く、家族などのごく親しい関係でなければ、面会を控えたほうがよい場合もあります。

さらに、慌てて向かうことで、移動中に事故を起こしてしまっては本末転倒です。深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから、次の行動に移るようにしましょう。

お見舞いは落ち着いた服装で行く

お見舞いに向かう際は、病院・自宅のいずれの場合でも、落ち着いた服装を心がけましょう。お見舞いという状況に加え、親族や関係者が集まっていることも少なくありません。

派手な色や柄、露出の多い服装、動くたびに音が鳴るような素材は避けるのが無難です。ベージュや紺、グレーなど、控えめで落ち着いた色合いを選びましょう。

一方で、喪服を連想させる服装は縁起が悪いとされるため、避ける必要があります。外出先で危篤の知らせを受けた場合など、着替える時間がないこともあるでしょう。そのようなときは、明るい色のコートを脱いだり、装飾品を外したりするなど、できる範囲で配慮することが大切です。

お見舞いの品やお見舞い金は持参しない

危篤状態にある本人やその家族は、非常にデリケートな状況にあります。お見舞いの品を受け取っても、飾ったり食べたりする余裕がなかったり、お返しの準備に気を遣わせてしまったりすることがあり、かえって負担になる場合も少なくありません。

また、危篤の際にお見舞い金を持参すると、亡くなった場合の香典を連想させてしまうことがあります縁起が悪い、あるいは失礼だと受け取られることもあるため、基本的には持参しないほうが無難です。

お見舞いの品やお見舞い金を用意する時間があるなら、その分できるだけ早く駆けつけ、そばで寄り添い、労わりの言葉をかけることのほうが、本人や家族にとって何よりの支えになるでしょう。

危篤がわかったときに準備したいこと

危篤がわかったときは、本人になんと声をかけようと悩むことだけでなく、亡くなる前に本人にしてあげたいことや、必要な人に連絡したかなど考えることや、やるべきことがたくさんあります。ここでは、近しい人の危篤がわかったときに準備しておきたいことを解説します。

必要な人に危篤を知らせる

自分以外にも、亡くなる前に本人と顔を合わせておいたほうがよい人や、本人が会いたいと願っている人がいるはずです。本人の両親や子ども、配偶者といった家族をはじめ、親族、同居人、親しい友人など、特に親交の深い方には、危篤の状況を知らせておきましょう。

連絡を受けた方が、仕事の都合や遠方に住んでいること、病院の面会制限などの理由で、必ずしも本人に会えるとは限りません。それでも、早めに知らせることで、たとえ会えなかった場合でも本人への言付けを預かれたり、「知らせてもらえてよかった」と感じてもらえたりすることがあります。

なお、危篤を知らせる際の連絡手段や、伝える内容について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

関連: 危篤・臨終とは?身内が危篤になったときにするべきことと連絡方法について解説!

仕事を休むときは会社に連絡をする

家族が危篤となり、お見舞いや付き添いのために会社を休む場合は、できるだけ早めに会社へ連絡を入れましょう。身内の容体が厳しい状況では精神的な余裕がなくなりがちですが、業務に支障が出ないよう、連絡だけは忘れずに行うことが大切です。

夜間など、電話連絡が迷惑になりやすい時間帯であれば、まずはメールで状況を伝え、日中に改めて電話で連絡するとよいでしょう。また、長期間出勤できない可能性がある場合や、事前に対応が必要な業務がある場合は、電話で可能な範囲の引き継ぎや、取引先への連絡を行います。

気持ちや時間に余裕がない場合や、代わりに対応できる人がいる場合は、無理をせず上司に相談し、対応を任せるようにしましょう。

後悔のないお別れの準備をする

危篤状態の方とのお別れの時間が近づく中で、後悔のない時間を過ごすためにも、できる準備はしておきたいものです。たとえ入院中で病院から出られなかったり、本人から反応がなかったりしても、思い出話をする、写真を一緒に見る、好きだった音楽を流すなど、できることはたくさんあります。

可能であれば、事前に「最後に会いたい人」や「やっておきたいこと」がないか、さりげなく聞いておくとよいでしょう。本人に確認する余裕がないまま危篤状態になってしまった場合でも、家族が思いを巡らせて用意した時間や行動は、多くの場合、本人にとってうれしいものになります。

なお、余命宣告を受けた際の家族の心構えや、事前に考えておきたいことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

関連: 家族が余命宣告を受けたら?後悔しないための心構えや準備できること

なるべく早めに亡くなった後のことを考える

なかには、ある程度の覚悟をしていたという方もいるかもしれませんが、本人がご存命のうちに、亡くなった後のことを考えるのはつらいものです。ただ、少し気持ちが落ち着いた段階で、できるだけ早めにその後の準備について考えておくことをおすすめします。

危篤後は、病院での退院手続きや役所への書類提出に加え、葬儀の準備が必要になります。深い悲しみのなか、十分な余裕がないまま進めることになり、僧侶との日程が合わない、親族間で意見が食い違うなど、思わぬトラブルが生じることも少なくありません。

本人や家族の意向に沿った形で葬儀を行いたい、できるだけ負担を減らして手続きを進めたいと考える場合は、早めに葬儀社へ連絡を取り、相談しておくと安心です。

経験豊富な葬儀社に相談を

危篤状態の方とは、これが最後に言葉を交わせる機会になるかもしれません。本人から反応があってもなくても、これまでの思い出を振り返ったり、感謝の気持ちを伝えたりできるとよいでしょう。

また、必要な方への連絡を行い、気持ちが落ち着いた段階で葬儀の準備などに早めに取りかかっておくことで、本人や家族の希望に沿った、納得のいくお見送りにつなげやすくなります。

弊社では、価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。参列人数に応じた広さの式場で、現代に合わせたシンプルな葬儀を行えます。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

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