葬儀の流れ

亡くなってから葬儀まで1週間空いても大丈夫?その理由と注意点を解説

亡くなってから葬儀まで1週間空いても大丈夫?その理由と注意点を解説

「亡くなってから葬儀まで1週間も空くのは大丈夫?」そんな疑問を抱く方もいるでしょう。しかし、現在では1週間ほど日にちが空くのはそれほど珍しいことではありません。火葬場の予約状況や親族の都合などによって、葬儀の日程が延びるケースが増えています。

この記事では、亡くなってから葬儀まで1週間空く主な理由やその場合の注意点、安置方法、葬儀までの流れをわかりやすく解説します。

この記事を要約すると

  • 亡くなってから葬儀まで1週間かかるのは珍しいことではありません。火葬場のひっ迫により、葬儀が遅れるケースは近年増えています。
  • 葬儀まで時間が空く理由は火葬場の予約状況、喪主や親族、宗教者の都合などが主な理由です。
  • ご遺体を適切に保管するには、設備の整った専用施設を利用すると安心です。施設は有料なので、事前に確認しておきましょう。
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亡くなってから葬儀まで1週間空いても問題ない?

亡くなってから葬儀までに1週間ほど空くのは、決して珍しいことではありません特に都市部では、火葬場の不足が原因で、希望する日程で葬儀が行えないこともあります。

葬儀まで日数が空く場合、ご遺体の状態保護が一番の課題になりますが、葬儀社や専門の安置施設には温度や湿度を一定に保つ設備があり、ご遺体を衛生的に保管できます。葬儀まで日数が空く場合は、安置専用施設を利用しましょう。

なお、自宅での長期間の安置は、非常に難易度が高いのが実情です。室温は18度以下にし、ドライアイスで冷やす必要があります。そのため、夏場は2〜3日、冬場でも最長7日程度が自宅安置の限界とされています。

自宅で安置したい場合は、必ず葬儀社に相談し、必要な保冷処置や、ドライアイス交換のスケジュールなどを確認しましょう。

亡くなってから葬儀までの日数は一般的に3~5日

亡くなってから葬儀までの期間は3~5日程度が一般的な目安です。

法律では、亡くなった後24時間の安置期間を設けるよう定められています。そのため、早ければ亡くなった翌日にお通夜、その翌日に葬儀・告別式を行うことになります。病院などで亡くなられた場合、火葬や葬儀の日程は早ければ2~3日後、遅くても5日前後に設定されることが多いでしょう。

ただし近年は高齢化によって事情が変わってきています。都市部では火葬場の混雑によって予約が取れず、数日待たなければならないケースも増えています。


また、親族が遠方に住んでいる・仕事の都合がある・宗教者の予定が合わないなどの理由で、葬儀の日程を1週間ほど先に延ばすことも珍しくありません。

亡くなってから葬儀まで1週間かかるケースの主な理由

近年、都市部を中心に葬儀まで時間がかかるケースが増えています。また家族や親族の都合、宗教者の予定など、様々な事情によって日程がずれることは珍しいことではありません。どのような事情によって葬儀までの時間が長くなるのかを見ておきましょう。

年末年始などで火葬場の予約が取れない

年末年始は1~2日、火葬場が休業となるため、希望する日程での予約が難しいケースが少なくありません都市部では火葬場が非常に混雑するため、予約が最短でも数日先、繁忙期には1週間以上先になることもあります。こうした事情で、葬儀の日程が自然と延びることがあります。

喪主や親族・参列者の都合がつかない

喪主や家族の仕事や居住地などの都合によって、葬儀を少し先に設定することがあります。とくに親族が遠方に住んでいる、海外在住の家族がいるといったケースでは、全員が揃うまでに時間が必要です。必要な親族・参列者が集まりやすいよう、あえて日程を遅らせ、週末や休日が選ばれることもあります

宗教者の都合がつかない

菩提寺の僧侶や神職の予定が埋まっている場合、日程を合わせるために葬儀を先送りすることがあります。特に寺院の繁忙期(年末年始、盆、春・秋の彼岸など)は、予約が立て込むことも珍しくありません。

遺体の検視など、その他の事情

事故や突然死など、警察による検視や司法解剖が行われる場合、遺体の引き渡しまでに時間がかかりますまた、遠方で亡くなられた場合は搬送にも日数が必要なため、葬儀まで1週間前後空くこともあります

亡くなってから葬儀まで時間が空く場合の対処方法

葬儀まで日数が空く場合は、葬儀社や専用の安置施設を利用するのが確実です。ここでは「安置施設の利用」と「エンバーミング」、2つの選択肢を紹介します。

葬儀社や専門の安置施設を利用する

最も一般的なのが、葬儀社が運営する安置室・霊安室の利用です。これらの施設では、遺体を冷却装置で一定の温度に保ち、衛生的な環境で保管しています。

専門スタッフによる管理のもと安置されるため亡くなってから葬儀までの期間が1週間程度であれば、安置室・霊安室の利用がおすすめです。

安置施設は有料で、1日あたり5,000〜3万円程度の費用がかかりますまた施設によっては面会できる時間が限られる場合もあります。利用前に料金と面会の可否を確認しておくとよいでしょう。

エンバーミングを行う

長期間の遺体安置を行う場合、「エンバーミング」と呼ばれる処置を行う方法があります。

エンバーミングとは遺体内部に専用の薬剤を注入して防腐・殺菌処理を行う技術で、見た目や衛生状態を保ったまま10日〜2週間程度の安置が可能です。海外からの遺体搬送や、遺体の損傷が目立つケースなどでも行われます。

エンバーミングの費用は15〜25万円前後が目安です。専門施設での処置が必要ですが、安置期間を安心して過ごせます。亡くなってから葬儀を行うまでに1週間以上かかる場合は、葬儀社スタッフに相談するとよいでしょう。

亡くなってから葬儀までの一般的な流れ

初めて葬儀を経験する場合、どのような流れで進むのかを把握しておくと安心です。ここでは、亡くなってから葬儀当日までの一般的な流れを、時系列に沿って解説します。

地域や宗派によって多少異なる点もありますが、大まかな流れを知っておくことで、落ち着いて準備が進められるでしょう。

葬儀社への依頼

ご家族が亡くなられたら、まず葬儀社に連絡をします。病院で亡くなられた場合は安置場所への搬送が必要です。医師から「死亡診断書」が発行されたら、葬儀社に搬送を依頼します。

多くの葬儀社は24時間365日対応しているため、夜間や休日でも連絡が可能です。葬儀社を決めていない場合は、まず問い合わせや相談の電話番号へ連絡してみましょう。電話をしたからといって、必ずその葬儀社へ依頼しないといけないわけではありません。

お迎え~安置

依頼から30分~1時間ほどで、葬儀社のスタッフが指定場所までお迎えに来てくれますエリアや道路状況などによって到着までの時間は異なります。到着までの間に退院手続きや急ぎの連絡などは済ませておくといいでしょう。

安置先は自宅や安置施設など、個々のケースに応じてさまざまです。迷う場合は葬儀社に相談しましょう。

葬儀の打ち合わせ(日程・形式・規模など)

ご遺体の安置が済んだら、葬儀社の担当者と葬儀の日程や式の形式・規模などを決めます。火葬場の空き状況を確認しながら日程を調整します。葬儀の日程を決めるには、宗教者(僧侶や神職など)のスケジュール確認も必要です。早めに連絡しておきましょう。

この段階で葬儀の形式(家族葬・一般葬・一日葬など)を選び、葬儀場や参列者の規模を決めると、見積もりが提示されます。

訃報、参列者への詳細連絡

日程が決まったら、葬儀に参列する親族や関係者に葬儀の詳細を連絡します。メールや電話のほか、訃報メールサービスや案内サイトを利用するとスムーズです。

勤務先へも早めに連絡しておきましょう。仕事の引継ぎのほか、忌引き休暇についても確認しておくと安心です。

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役所への死亡届の提出~火葬許可証の取得

役所へ死亡届を提出します。死亡届の提出期限は亡くなったことを知った日から7日以内です。葬儀後、火葬を行う際に必要となる「火葬許可証」は、死亡届の提出と同時に火葬許可申請を行うと発行されます。多くの葬儀社ではこの手続きを代行してくれるため、基本的には担当者に任せて問題ありません。

葬儀の詳細準備

葬儀までの期間に、遺影の準備や香典返し、精進落としなどの手配を行います。場合によっては、遠方からの参列者の宿泊先の手配なども必要となるかもしれません。弔事の依頼、喪主の挨拶、服装や持ち物の準備なども進めておきましょう。

葬儀社がサポートしてくれるため、わからないことや迷うことがあれば担当者に相談しながら進めると安心です。

亡くなってから葬儀まで1週間空いても問題なし。落ち着いた対応で納得のいくお見送りを

亡くなってから葬儀まで1週間ほど空くことは、都市部では決して珍しいことではありません。火葬場や式場の予約状況、親族の日程、宗教者の都合など、さまざまな事情が重なって日程が延びることがあります。

このような場合でも、葬儀社や安置施設でご遺体が適切に管理されていれば問題ありません。自宅での安置は短期間なら可能ですが、1週間空く場合は専用施設を利用するのが安心です。

弊社では、価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。参列人数に応じた広さの式場で、現代に合わせたシンプルな葬儀を行えます。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

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