葬儀の費用相場

葬儀費用は分割払い可能?具体的な方法や葬儀ローンについても詳しく解説

葬儀費用は分割払い可能?具体的な方法や葬儀ローンについても詳しく解説

大切な人を見送る葬儀には、予想以上の費用がかかることがあります。急な出費に戸惑われている方も多いのではないでしょうか。

実は、葬儀費用は一括払いだけでなく分割払いという選択肢もあります本記事では、葬儀費用の分割払いの方法や葬儀ローンの利用方法、メリットなどを詳しく解説します。

経済的な負担を軽減しながらも、故人に相応しい葬儀を執り行うためのポイントを紹介するので、葬儀の準備でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

この記事を要約すると

  • 葬儀費用の支払いに困ったとき、クレジットカード払いや葬儀ローン・葬儀社独自の分割払いプランなどさまざまな選択肢があります。
  • 葬儀ローンは申込手続きを葬儀社のスタッフがサポートしてくれるため、複雑な手続きを心配する必要はなく、安心して利用できるでしょう。
  • 分割払いを利用すれば、一時的な経済負担を軽減しながらも、故人の希望に沿った葬儀を実現できます。
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葬儀費用の分割払いは可能

葬儀費用の支払いに困ったときは、分割払いで対処する方法があります。多くの葬儀社では、クレジットカード払いを導入しており、カード会社の分割払い機能を利用できます。

葬儀社によっては独自の分割払いプランを提供しているところもあり、事前に相談することで柔軟に対応してもらえるでしょう。

経済的な負担を軽減しながら、大切な人を送り出すための選択肢を検討してみてください。

弊社「1日葬・家族葬のこれから」では、クレジットカード払いに対応しており、最大12回の分割まで可能でございます。24時間365日、葬儀に詳しい専門家が無料でご相談を承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

葬儀費用を分割払いする方法

葬儀費用を分割払いするための方法には、いくつか選択肢があります。ここでは、葬儀費用の分割払いに利用できる3つの方法について詳しく紹介します。

  1. 葬儀ローンを使う
  2. クレジットカードで払う
  3. 分割払いに対応している業者で葬儀を挙げる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 葬儀ローンを使う

葬儀費用の負担に困ったとき、葬儀ローンを活用するという選択肢があります。最短即日での融資が可能なケースも多く、突然の出費に対応できます。

自分の経済状況に合わせて返済期限を設定できるのも大きな魅力です。申込手続きは葬儀社のスタッフがサポートしてくれるため、複雑な手続きを心配する必要もありません。大切な人との最後の別れを経済的な理由で妥協せず、葬儀ローンを活用して尊厳ある送り方を検討するのもひとつの選択肢です。

2. クレジットカードで払う

葬儀費用の支払いにクレジットカードを利用することで、一時的な経済的負担を軽減できます。多くの葬儀社ではVISAやMastercard、JCBなど主要なクレジットカードが使用可能です。

カードの分割払い機能を活用すれば、自分の経済状況に合わせた返済計画を立てられます。ポイント還元があるカードを使えば、葬儀費用として使った分のポイントが貯まる利点もあります。

ただし、クレジットカードを利用する際は利用限度額を確認し、必要に応じて事前に増額の申請をしておくことが重要です。

なお、弊社「1日葬・家族葬のこれから」では、以下のブランドがご利用いただけますので安心くださいませ。

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • AmericanExpress
  • Diners Club

さらに弊社では、不要なものを省き、相場よりも価格を抑えたセットプラン料金での葬儀を全国に提供しています。価格を抑えたい方にもピッタリなサービスとなっておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

3. 分割払いに対応している業者で葬儀を挙げる

分割払いに対応している葬儀社を選ぶことで、経済的な負担を軽減できます。頭金・支払金額・支払回数を自分の経済状況に合わせて選べるのが大きな特徴です。

葬儀社と直接相談することで、ご遺族の状況に合わせた柔軟な支払い計画を立てられるでしょう。

葬儀費用の分割払いに使えるローン

葬儀費用の分割払いは、さまざまな金融機関のローンが利用できます。ここでは、葬儀費用の支払いに使えるローンについて4つの選択肢を紹介します。

  1. ろうきん
  2. 銀行
  3. 葬儀会社が提携している信販会社
  4. オリコ

それぞれの特徴や利用のポイントをみていきましょう。

1. ろうきん

ろうきん(労働金庫)は葬儀費用の支払いに利用できる低金利ローンを提供しています。一般的な銀行よりも低金利で利用できる可能性が高く、地域によって異なりますが最大金利は10%前後です。

地域によるカードローンの金利は、以下のとおりです。

ろうきん金利(%)
北海道ろうきん●ろうきん会員の方:年6.80~8.80%
●個人会員・生協組合員の方:8.80~10.80%
東北ろうきん●団体会員の方:年6.15%
●生協組合員・一般の方:年6.55%
北陸ろうきん●会員組合員の方:4.95~6.95%
●一般勤労者の方:6.65~11.65%
中央ろうきん●構成員:年3.875~7.075%
●生協組合員:年4.275~7.475%
●一般勤労者:年5.275~8.475%
東海ろうきん●4.10~7.70%
近畿ろうきん●会員組合員:年6.0%
●生協組合員:年7.9%
●一般勤労者:年7.9%
中国ろうきん●5.375~8.875%
四国ろうきん●3.95~8.45%
九州ろうきん●会員:9.00%
●生協組合員:9.40%
●一般勤労者:9.40%

※2025年4月時点

葬儀費用は高額になりがちなため、この低金利設定は大きな助けとなるでしょう。

ただし、ろうきんを利用すると審査に1週間ほどかかることも珍しくありません。そのため、葬儀費用の支払いに余裕がない場合は、できるだけ早く申し込みの手続きをはじめることが重要です。

2. 銀行

急な葬儀費用の支払いに困った際、銀行のローンは有力な選択肢です。銀行では「葬儀ローン」という専用商品はないため、多目的ローンやフリーローンを利用することになるでしょう。

金利は信販会社と比べて低めで、りそなフリーローンの場合は年1.7~14.0%程度に設定されています。また、返済期間も長く設定でき、最長120回払いまで選べるため、月々の返済負担を抑えられます。

ただし、審査は信販会社より厳しく、申込みには収入証明書や住民票など多くの書類が必要となる点も考慮しましょう。

3. 葬儀会社が提携している信販会社

葬儀費用の支払いに困った際、葬儀会社が提携している信販会社のローンサービスを利用する方法もあります。葬儀会社と提携している信販会社を利用するメリットは、葬儀の打ち合わせと同時にローン契約ができる手軽さです。

申込み手続きは葬儀社を通じて行うため、申込書に必要事項を記入するだけで葬儀社が信販会社とのやり取りを代行してくれます。

また、審査時間が短く、1〜2時間程度・遅くとも半日〜1日で結果が出るため、急を要する葬儀費用の支払いに適しています。

ただし、金利は銀行より高めに設定されている点と、すべての葬儀社が対応しているわけではない点に注意が必要です。

4. オリコ

オリコWEBセレモニークレジットは、葬儀費用の支払いに特化した便利なローンサービスです。インターネットでのかんたんな手続きで、最短3分で審査結果が出るスピード対応が特徴です。

支払回数は葬儀社によって異なり、最大84回までの分割払いが可能な場合もあります。実質年率は7.0%と比較的低金利で、10万円から高額な葬儀費用まで対応しています。

審査通過後は、オリコから葬儀社へ直接支払われる流れです。急な葬儀費用に困ったときも、心を込めたお見送りができるよう支援してくれるサービスです。ただし、葬儀社との契約段階で申し込む必要があり、葬儀後の申込みはできない点に注意しましょう。

葬儀費用を分割払いする利点

葬儀費用を分割払いにすることで、さまざまな利点があります。ここでは、葬儀費用を分割払いにすることで得られる3つの主なメリットを紹介します。

  1. 一次的な現金負担を軽減できる
  2. 希望どおりの葬儀を実現できる
  3. 柔軟な返済計画を立てられる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 一次的な現金負担を軽減できる

葬儀費用の分割払いは、突然訪れる高額な出費の負担を大きく軽減できます。葬儀にかかる費用の相場は、以下のとおりです。

一般葬100〜200万円
家族葬約70万円
一日葬約30~50万円
直葬約20~50万円

とくに、故人が家計の中心だった場合、残された家族の経済的負担は想像以上に大きいでしょう。そこで、分割払いを利用すれば、まとまった現金がなくても故人に相応しい葬儀を執り行えます。

月々の返済額を自分の収入に合わせて設定できるため、家計への影響を最小限に抑えられるでしょう。

葬儀費用について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連: 葬儀費用の平均はいくら?内訳や形式ごとの相場、費用を抑えるためのポイントを詳しく解説

2. 希望どおりの葬儀を実現できる

分割払いを利用することで、経済的な制約に縛られず、故人や遺族の希望に沿った葬儀を執り行えます。

故人が望んでいた特別な演出や、参列者への心のこもったおもてなしも実現できるでしょう。後悔のない見送りができることは、遺族の心を整理することにもつながります。

分割払いによって経済的な不安を軽減しながら、故人と遺族双方にとって満足のいく葬儀を執り行えるでしょう。

3. 柔軟な返済計画を立てられる

自分の経済状況に合わせた柔軟な返済計画を立てられるのが、葬儀費用を分割払いするメリットです。

収入状況が変わった場合には、途中で返済計画を見直せます。また、繰り上げ返済にも対応しており、経済的に余裕ができたときに一部または全額を返済できます。

葬儀のタイミングでまとまった資金を準備できなくても、分割払いを選択すれば希望どおりの葬儀を執り行えるでしょう。

葬儀費用を分割払いにするときの注意点

葬儀費用を分割払いにする際には、いくつかの注意点があります。ここでは、葬儀費用を分割払いにする際に気をつけるべき3つのポイントを紹介します。

  1. 審査に時間がかかる場合がある
  2. 分割できない費用もある
  3. 最終的な支払額は高くなる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 審査に時間がかかる場合がある

葬儀費用の分割払いに利用する金融機関のローンや葬儀ローンは、審査に時間を要することがあります。

葬儀ローンでは即日審査結果が出ることもありますが、銀行などの金融機関では数日かかる場合が一般的です。

その点、葬儀社提携の信販会社の場合は審査スピードが速いので、支払いに余裕がない場合は提携会社のローンを利用することをおすすめします。

2. 分割できない費用もある

すべての費用が分割払いの対象になるわけではない点に注意が必要です。

僧侶へのお布施や火葬料・心づけなどは現金払いが基本であるため、分割払いで対応できません。また、香典返しや墓石・仏壇・位牌の購入費用・法事に関する費用なども、通常の葬儀費用とは区別されます。

そのため、葬儀を依頼する前にどの費用がローンやクレジットカードで支払えて、どの費用が現金払いになるのかを事前に確認しておきましょう。

3. 最終的な支払額は高くなる

葬儀費用を分割払いにすると、分割手数料や金利が発生するため、一括払いよりも総支払額が増加します。分割回数が増えるほど支払総額も高くなる点に注意が必要です。

分割払いは一時的な負担を軽減できるメリットがありますが、長期的には経済的負担が大きくなることも念頭に置くべきでしょう。

返済期間を短くしたり、繰上げ返済を活用したりすることで、総支払額を抑える工夫が重要です。

葬儀費用の分割払いを検討する際は、事前に詳細なシミュレーションを行い、月々の返済額と総支払額を確認しておきましょう。

葬儀費用の負担を抑える方法

葬儀費用を分割払いすることで負担を軽減できますが、そもそもの費用を抑えることも大切です。ここでは、葬儀費用の負担を抑えるための6つの方法を紹介します。

  1. 葬儀の規模を小さくする
  2. 葬儀プランを簡素化する
  3. 葬祭費補助金制度を活用する
  4. 市民葬や区民葬を利用する
  5. 香典を葬儀費用に充てる
  6. 遺産から葬儀費用を支払う

葬儀費用を安く抑える方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連: 葬儀費用を安く抑えるために工夫できることは?費用を抑える際に注意すべきポイントも解説

1. 葬儀の規模を小さくする

一般葬から家族葬へ変更するだけで、費用を半分以下に抑えられます。家族葬は近親者のみで執り行うため、会場費や飲食費・返礼品などの費用が大幅に削減できます。

また、一日葬や直葬を選択すれば通夜の費用を省けるので、さらに葬儀費用を抑えられるでしょう。規模を小さくしても、故人を偲ぶ心は変わりません。

むしろ、少人数で静かに故人と向き合う時間を持てるという利点もあります。故人が生前「派手な葬式はしないでほしい」と話していた場合は、小規模な葬儀が故人の意思に沿うことにもなるでしょう。

なお、弊社「1日葬・家族葬のこれから」では、価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

2. 葬儀プランを簡素化する

葬儀プランの簡素化は、費用負担を大きく軽減する効果的な方法です。祭壇の規模を小さくしたり、生花の量を減らしたりすることで、数十万円の節約が可能です。

高額な棺から簡素なものへの変更だけで、10万円以上抑えられることもあります。

通夜振る舞いや精進落としの料理を簡素化したり、人数を絞ったりすることも有効です。葬儀社の基本プランをベースに、オプションを最小限にとどめるという選択肢もあります。

葬儀社に予算を正直に伝え、その範囲内で最適なプランを提案してもらうことも大切です。

なお、弊社「1日葬・家族葬のこれから」では、お客様にご要望に合わせた様々なプランをご用意しております。
通夜を省いた「1日葬」や、火葬のみを行うシンプルな「直葬」プランも全国一律価格でご提供していますので、まずはお問い合わせください。

3. 葬祭費補助金制度を活用する

葬儀費用の負担軽減には、公的な葬祭費補助金制度の活用が効果的です。具体的な補助金は、以下のとおりです。

補助金名支給額
葬祭費3~7万円(自治体により異なる)
埋葬料一律5万円
埋葬費上限5万円のうち実際にかかった費用分
家族埋葬料一律5万円
葬祭扶助大人:21万5,000円以内
子供:17万2,800円以内

申請期間は自治体によって異なりますが、多くは死亡日から2年以内です。必要書類は、死亡診断書(写し可)葬儀を行ったことを証明する書類振込先口座情報などです。

葬祭扶助については、以下の記事を参考にしてみてください。

関連: 生活保護以外の葬祭扶助はある?葬儀費用がない場合にお葬式を上げる方法

4. 市民葬や区民葬を利用する

市民葬や区民葬は、自治体が住民のために用意した低価格の葬儀プランです。たとえば、東京都の区民葬は以下のような料金で執り行えます。

祭壇料金(税込)10万100~32万5,380円
霊柩車運送料金(税込)1万5,570~4万5,370円
火葬料金(非課税)3万4,500~5万9,600円
遺骨収納容器代(税込)2,530~1万1,990円

出典:区民葬儀のご案内|東京都葬祭業協同組合

申込条件は、故人または喪主が当該自治体の住民であることが基本です。申し込みは区役所や市役所の窓口、または提携葬儀社に直接連絡することで手続きできます。

5. 香典を葬儀費用に充てる

香典は葬儀費用の大きな助けとなり、経済的負担を軽減するのに役立つでしょう。親族や故人の交友関係が広い場合は、香典で葬儀費用の30〜50%程度をまかなえる可能性があります。

香典は葬儀当日に受け取るため、葬儀社への支払いが後日になる場合は、その資金として活用できます。ただし、香典の額は事前に正確に予測できないので、葬儀の規模や内容は慎重に決める必要があります。

6. 遺産から葬儀費用を支払う

故人の遺産を葬儀費用に充てることは、遺族の経済的負担を軽減する有効な手段です。葬儀費用は相続税の計算において遺産から差し引くことが認められており、遺産から葬儀費用を支払うのが一般的です。

また、故人名義の預貯金は、相続手続き前でも金融機関の「葬儀費用の払い戻し制度」を利用して引き出せることを知っておくと便利です。

銀行では「相続開始時の預貯金×3分の1×払戻しを行う相続人の法定相続割合」の計算式に基づき、最大150万円までの払い戻しに対応しています。

不動産や株式などの資産は現金化に時間がかかるため、当面の葬儀費用には預貯金を活用するのが現実的です。遺産分割協議前の葬儀費用支払いについては、後日相続人間でトラブルにならないよう記録を残しておきましょう。

葬儀費用は分割払いで工面可能。希望どおり葬儀を挙げましょう

葬儀は突然の出費となりますが、分割払いという選択肢を活用すれば経済的な不安を軽減できます。

クレジットカードでの支払いや葬儀ローン・葬儀社独自の分割払いプランなど、さまざまな方法から自分に合った支払い方法を選べます。

分割払いを利用すれば、一時的な現金負担を抑えながらも、故人にふさわしい葬儀を執り行えるでしょう。また、月々の返済額は自分の経済状況に合わせて設定できるため、家計への影響を最小限に抑えられます

分割払いを活用して、大切な人との最後の別れを経済的な理由で妥協することなく、心を込めてお見送りしましょう。

なお、弊社では価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。参列人数に応じた広さの式場で、現代に合わせたシンプルな葬儀を行えます。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

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