葬儀後の手続き

八王子市の葬儀の補助金はいくら?制度別に申請方法を解説

八王子市の葬儀の補助金はいくら?制度別に申請方法を解説

「八王子市から葬儀の補助金はもらえるの?」「故人の保険によって申請先が違うの?」と疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

実は、八王子市独自の補助金はないものの、故人が加入していた保険の種類によって受け取れる制度が用意されています。そこで本記事では、葬儀の補助金の種類や支給額・申請手順まで詳しく解説します。

申請期限を逃さず確実に補助金を受け取りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を要約すると

  • 八王子市独自の現金給付型の補助金は用意されていません。ただし故人が加入していた保険に応じて、後期高齢者医療制度・国民健康保険の葬祭費(各5万円)や協会けんぽの埋葬料(5万円)などを申請できます。
  • 申請期限はいずれも葬祭または死亡の翌日から2年で、期限を過ぎると時効により受け取れなくなる点に注意しましょう。八王子市の葬祭費の申請窓口は故人の加入制度によって本庁舎1階の異なる窓口に分かれています。
  • 申請には、葬儀の領収書や会葬礼状・振込先口座の情報など複数の書類が必要です。八王子市役所の「おくやみコーナー」を活用すれば、葬祭費以外の死亡関連手続きもまとめて案内を受けられます。
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八王子市の葬儀で受け取れる補助金

八王子市で葬儀を執り行った際に、故人が加入していた保険や状況に応じて受け取れる補助金があります。ここでは、利用できる可能性のある補助金を5つ紹介します。

  • 後期高齢者医療制度に加入していた方が対象の「葬祭費」
  • 国民健康保険に加入していた方が対象の「葬祭費」
  • 国民年金の「死亡一時金」
  • 健康保険組合・協会けんぽに加入していた方が対象の「埋葬料」
  • 生活が困窮している場合に利用できる「葬祭扶助制度」

なお、葬儀の補助金の全体像については、以下の記事を参考にしてみてください。

関連: 葬儀の補助金はいくらもらえる?5つの制度と申請方法をわかりやすく解説

後期高齢者医療制度に加入していた方が対象の「葬祭費」

八王子市の後期高齢者医療制度に加入していた人が亡くなった場合、葬祭を行った人に葬祭費が支給されます支給額は5万円で、申請期限は葬祭を行った日の翌日から2年です。

申請窓口は、八王子市役所本庁舎1階11番の保険年金課後期高齢者医療担当です。また、八王子駅南口総合事務所および斎場霊園事務所を除く市内各事務所でも申請を受け付けています。

国民健康保険の葬祭費も支給額は5万円、期限は葬祭日の翌日から2年で共通していますが、窓口は本庁舎1階12番の保険年金課給付担当である点が異なります。

故人が75歳以上で後期高齢者医療制度に加入していた場合は、国保の葬祭費ではなく後期高齢者医療担当の手続きとして進めましょう。

参考:葬祭費について|八王子市

国民健康保険に加入していた方が対象の「葬祭費」

八王子市の国民健康保険に加入していた人が亡くなった場合は、葬儀を行った喪主に「葬祭費」として5万円が支給されます申請は、健康医療部保険年金課給付担当の本庁舎1階12番窓口、または斎場霊園事務所を除く市民部各事務所で受け付けています。

申請期限は葬祭を行った日の翌日から2年で、この期間を過ぎると時効により申請できなくなるため、葬儀後は早めに必要書類を確認しておきましょう。

必要なものは以下のとおりです。

  • 葬祭費支給申請書
  • 振込先口座
  • 葬儀の領収書や会葬礼状など葬祭を行ったことがわかる書類 など

なお、国保の葬祭費に必要なものとして本人確認書類は公式HPに明記されていませんが、窓口での確認に備え、申請者の本人確認書類も携帯しておくと安心です。

参考:国保加入者が亡くなったとき(葬祭費)|八王子市

国民年金の「死亡一時金」

国民健康保険や後期高齢者医療制度の葬祭費とは別に、故人が国民年金の第1号被保険者として保険料を納めていた場合は、死亡一時金を受け取れる可能性があります。

死亡一時金は、故人が以下の条件に当てはまっていた場合に、生計を同じくしていた遺族へ支給されます。

  • 死亡日の前日時点で国民年金の第1号被保険者として保険料を納めた月数が36ヶ月以上ある
  • 老齢基礎年金や障害基礎年金などを受けないまま亡くなった

受け取れる遺族は、配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹の順で、優先順位の高い人が対象です。支給額は保険料を納めた月数に応じて12~32万円であり、付加保険料を36ヶ月以上納めていた場合は8,500円が加算されます。

ただし、遺族が遺族基礎年金を受けられる場合は死亡一時金は支給されず、寡婦年金を受けられる場合はどちらか一方を選択する必要があります。

請求期限は、死亡日の翌日から2年です。葬祭費や埋葬料の申請とあわせて、年金事務所または八王子市の国民年金担当へ確認しておくとよいでしょう。

死亡一時金の請求書は、住所地の市区町村役場や年金事務所・街角の年金相談センターの窓口に備え付けられています。提出先は住所地の市区町村役場の窓口で、年金事務所などでも手続き可能です。

また、八王子市では死亡一時金に関する問い合わせ先として健康医療部保険年金課国民年金担当が案内されており、電話番号は042-620-7238です。

参考:死亡一時金|八王子市

健康保険組合・協会けんぽに加入していた方が対象の「埋葬料」

会社員などが加入する協会けんぽや健康保険組合の被保険者・被扶養者が業務外の理由で亡くなった場合は、八王子市ではなく加入していた保険者へ埋葬料などを申請します

協会けんぽの場合、以下のような補助を受けられます。

名称対象となるケース申請できる人支給額
埋葬料被保険者が亡くなった被保険者により生計を維持されていた人5万円
埋葬費被保険者が亡くなり、生計を維持されていた人がいない実際に埋葬を行った人5万円の範囲内で実際にかかった費用
家族埋葬料被扶養者が亡くなった被保険者本人5万円

参考:埋葬料・埋葬費|協会けんぽ

申請期限は、埋葬料と家族埋葬料は死亡日の翌日から2年で、埋葬費は埋葬日の翌日から2年です。協会けんぽの場合、紙の申請書は加入していた協会けんぽ支部へ郵送し、健康保険組合に加入していた場合は各組合の案内に沿って提出します。

必要書類は申請内容により異なりますが、以下のような書類が求められるでしょう。

  • 事業主による死亡証明
  • 住民票
  • 仕送り状況がわかる資料
  • 領収書や費用明細書
  • 死亡診断書・火葬許可証などの写し など

なお、退職後でも、被保険者だった人が資格喪失後3ヵ月以内に亡くなった場合など一定の条件を満たせば、資格喪失後の給付として埋葬料または埋葬費を申請できます。ただし、資格喪失後に加入した健康保険で埋葬料などを請求していない場合に限られる点だけ注意しましょう。

生活が困窮している場合に利用できる「葬祭扶助制度」

生活保護法の葬祭扶助は、困窮により最低限度の生活を維持できない人に対し、検案や遺体の運搬・火葬・埋葬・納骨など葬祭に必要な範囲で行われる扶助です。

葬儀費用の負担が難しい場合は、葬儀社へ正式に依頼する前に生活自立支援課へ相談する必要があります。基準額は、令和8年4月施行の厚生労働省基準では大人22万2,000円以内、小人17万7,600円以内です。

相談窓口は、八王子市福祉部生活自立支援課です。電話番号は042-620-7443で、相談時間は平日の午前8時30分~11時、午後1時~4時の2部制です。(参考:生活保護相談|八王子市

福祉事務所の申請書類に記入し、調査に必要な書類や資産状況を確認できる資料を提示して申請しましょう。

生活保護受給者における葬儀については、以下の記事を参考にしてみてください。

関連: 生活保護でも葬儀を行う方法|死亡一時金や手続きについて解説

八王子市で葬儀の補助金を申請する手順

ここでは、八王子市で後期高齢者医療制度の葬祭費を申請する手順を3つのステップに分けて紹介します。

  1. 葬儀後にまず必要な書類と情報をそろえる
  2. 八王子市の公式サイトから申請書をダウンロードする
  3. 窓口・郵送・電子申請のいずれかで申請書を提出する

参考:葬祭費について|八王子市

1. 葬儀後にまず必要な書類と情報をそろえる

八王子市で後期高齢者医療制度の被保険者が亡くなった場合、申請に必要な書類を早めにそろえる必要があります申請に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 被保険者証や資格確認書または被保険者番号がわかる通知等
  • 葬儀費用の領収書
  • 申請者が葬祭を行ったことを確認できる書類
  • 通帳やキャッシュカードなど振込先口座を確認できるもの など

申請は、葬祭を行った日の翌日から2年で時効になります。そのため、領収書や会葬礼状・口座情報を紛失しないよう保管し、葬儀後できるだけ早めに手続きを進めることが大切です。

2. 八王子市の公式サイトから申請書をダウンロードして必要事項を記入する

次に、市公式サイトの「葬祭費について」のページから、給付の項目にある「葬祭費支給申請書」をダウンロードして印刷します。葬祭費支給申請書を印刷したら、亡くなった人の情報や申請者の氏名や住所・振込先口座などを記入します。

葬祭費について」のページには、記入例も用意されているため、例を確認しながら記入するとよいでしょう。

添付書類として、被保険者証や資格確認書または被保険者番号がわかる通知など、故人の後期高齢者医療制度の資格を確認できるものを用意します。

あわせて、申請者が葬祭を執り行ったことを確認できる葬儀費用の領収書や会葬礼状・振込先金融機関の口座情報がわかる通帳の1ページ目やキャッシュカードなども必要です。

死亡届や死亡診断書・故人宛ての領収書では申請できないため、領収書の宛名が申請者と合っているかを確認しておきましょう。

3. 窓口・郵送・電子申請のいずれかで申請書を提出する

申請書と添付書類を準備できたら、窓口や郵送・電子申請のいずれかで八王子市へ提出します。

窓口で手続きする場合は、八王子市役所本庁舎1階11番の保険年金課後期高齢者医療担当に提出できます。または、八王子駅南口総合事務所や斎場霊園事務所を除く市内事務所でも申請可能です。

郵送の場合は、申請書に必要事項を記入し、資格確認書や被保険者番号がわかる通知などの必要書類を同封して、以下の宛先へ送りましょう。

〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号

なお、マイナポータルを使った電子申請でも手続きを進められます。

参考:後期高齢者医療制度 申請書ダウンロード|八王子市

八王子市の「おくやみコーナー」とは?

八王子市のおくやみコーナーは、市内に住民登録があった人の遺族を対象に、市役所内で必要になる死亡後の手続きを特定し、受付や案内を受けられる窓口です。

最後に、八王子市の「おくやみコーナー」について以下の3つの観点から紹介します。

  • おくやみコーナーでは葬祭費以外の手続きもまとめて確認できる
  • 予約は公式フォームから行い来庁日までの期間に注意する
  • 来庁時は本人確認書類や保険証類をまとめて持参する

参考:死亡に伴う各種手続きについて(おくやみコーナー)|八王子市

おくやみコーナーでは葬祭費以外の手続きもまとめて確認できる

おくやみコーナーでは、国民健康保険や後期高齢者医療制度の葬祭費だけでなく、以下の内容も手続き一覧に含まれているため、必要な手続きをまとめて把握できます。

  • 未支給年金
  • 寡婦年金
  • 遺族基礎年金
  • 死亡一時金
  • 介護保険被保険者証の返却
  • 高額介護サービス費支給申請
  • 税金の相続人代表者届
  • 印鑑登録証の返却 など

死亡後の手続きをどこから進めればよいかわからない人にとって、市役所内で必要な手続きの特定や案内を受けやすい窓口です。

予約は公式フォームから行い来庁日までの期間に注意する

おくやみコーナーの予約は、八王子市公式ページ予約フォームから24時間受け付けており、3週間先までの空き枠を選べますただし、死亡届の提出が市で確認できないと予約できません。そのため、死亡届の提出後10日程度経過してから予約する流れです。

窓口は市役所本庁舎1階3番のおくやみコーナーで、予約枠は以下の4枠です。

  1. 午前9時~10時30分
  2. 午前10時30分~正午
  3. 午後1時30分~3時
  4. 午後3時~4時30分

1枠あたり約90分を見込んで予定を組むとよいでしょう。

来庁時は本人確認書類や保険証類をまとめて持参する

来庁時は、以下の書類を持参しましょう。

  • 来庁者の本人確認書類
  • 相続人または喪主の振込先口座
  • 葬祭費用の領収書または会葬礼状
  • 故人の国民健康保険証
  • 故人の後期高齢者医療被保険者証
  • 故人の介護保険証
  • 故人の障害者手帳
  • 故人の市役所から交付された証書類

来庁者と故人の関係や手続き内容によっては委任状が必要になる場合があり、おくやみコーナーだけで完結しない手続きもあります。

そのため、相続人以外が来庁する場合は事前に市民課おくやみコーナーへ確認しておきましょう。

八王子市での葬儀の補助金は故人の保険を確認して申請しよう

八王子市では現金給付型の独自の補助金はないものの、故人が加入していた保険に応じて葬祭費や埋葬料・葬祭扶助などを受け取れます

後期高齢者医療制度や国民健康保険の加入者は5万円の葬祭費が支給され、申請期限は葬祭日の翌日から2年です。また、故人が会社員だった場合は協会けんぽや健康保険組合へ、生活が困窮している場合は生活自立支援課への相談が必要です。

申請には領収書や会葬礼状・振込先口座の情報など複数の書類が求められるため、葬儀後は早めに準備しておくことをおすすめします。八王子市のおくやみコーナーを活用すれば葬祭費以外の手続きもまとめて案内を受けられるため、まずは予約から動き出しましょう。

なお、弊社では、価格を抑えたプランパックでの葬儀をご用意しています。参列人数に応じた広さの式場で、現代に合わせたシンプルな葬儀を行えます。依頼・相談は24時間365日受け付けているので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

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