葬儀後の手続き

施設でなくなった場合のお礼はどのように伝える?贈り物の選び方や手紙の書き方を紹介

施設でなくなった場合のお礼はどのように伝える?贈り物の選び方や手紙の書き方を紹介

大切な家族が施設で最後を迎えた際「お世話になった施設にどのようにお礼を伝えればいいの?」といった疑問を抱える方は多いのではないでしょうか。

施設の方にお礼をするときのマナーやお礼にかける費用相場など、知っておいたほうがよいポイントはいくつもあります。

そこで本記事では、施設で亡くなった場合のお礼の伝え方から、贈り物の選び方・手紙の書き方・お礼金のマナーまで詳しく解説します。

「施設の方針はどのように確認する?」「手紙には何を書けばいい?」といった疑問にもお答えするので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を要約すると

  • お礼の品は日持ちする個包装の菓子折りやお茶など、職員全員で分けられる品を選び、手紙には具体的なエピソードを添えて感謝を伝えるのが望ましいでしょう。
  • お礼金の相場は入所期間によって異なり、1年未満で5,000〜1万円、1〜5年で2〜5万円、5年以上で5〜10万円程度が目安です。ただし、施設によっては規定で受け取りを禁止している場合もあるため、事前に相手方の方針を確認しましょう。
  • お礼を伝えるタイミングは葬儀が落ち着いたあとが適しており、施設のルールを守ることがなにより重要です。辞退された場合は無理強いせず、感謝の気持ちを言葉で丁寧に伝えることで誠意は十分に届くでしょう。
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施設で亡くなった場合にお礼する方法

施設で亡くなった場合のお礼を伝えるには、いくつかの方法があります。ここでは、主な3つの方法を紹介します。

  • お礼の品を渡す
  • お礼の手紙を書く
  • お礼金を包む

それぞれ詳しく見ていきましょう。身内が施設で亡くなったときの対応方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

関連: 施設で亡くなった場合の対応|検死や葬儀の注意点を解説

お礼の品を渡す

生前にお世話になった職員の方へお礼の品を渡す際は、豪華すぎない品物を選ぶのがおすすめです。

たとえば、個包装の菓子折りやお茶など、職員全員で分けられる贈り物がよいでしょう。お礼の品を渡す際には無理に面会を求めず、受付の方に託す形でも十分に感謝の意が伝わります形式にとらわれすぎず、故人が過ごした時間に対して心からのありがとうを伝えることが何より大事です。

お礼の手紙を書く

感謝の気持ちを丁寧に伝える方法として、お礼の品に手紙を添える方法も挙げられます。

手紙では、職員の方が故人にどのように親身に接してくれたか、安心して過ごせたことへの感謝を具体的に述べると気持ちがより伝わります。

文面は形式ばらず、遺族としての率直な思いを穏やかな言葉でつづるとよいでしょう。

お礼金を包む

施設の方に感謝の気持ちを伝える際に、お礼金を包む方法もあります。

お礼金を包む場合は、短期間の入居であれば5,000円~1万円程度、長期間(5年以上)の場合には5~10万円程度が目安とされています。

この金額はあくまで目安であるため、高額になりすぎない範囲で感謝の気持ちとしてお礼金を包むとよいでしょう。

ただし、近年では職員への現金や高額な品物のお礼は受け取らない対応をとる施設も多いため、施設ごとの方針を事前に確認することが大切です。

受け取りを禁止している場合は、ほかの方法で感謝を示すことを検討してみてください。

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施設で亡くなった場合におけるお礼の品を渡すときのポイント

お礼の品を渡す際は、施設側に負担をかけず感謝を伝えることを心がけましょう。ここでは、知っておくべきポイントを3つ紹介します。

  • 施設がお礼の品を受け取り可能か確認する
  • 日持ちがする消耗品を選ぶ
  • 傷みやすい生菓子や高価すぎる贈答品は避ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

施設がお礼の品を受け取り可能か確認する

お礼の品を施設へ渡す際は、施設側が受け取り可能か事前に確認します。

近年では規則や方針により、贈り物の受け取りを控えている施設も増えています。勝手に品物を持参してしまうと相手を困らせてしまう懸念があるためです。

電話や事前の面談の際に「ささやかながら感謝の気持ちをお伝えしたい」と申し出ることで、施設側の対応を確認できます。

また、受け取り可能な場合でも量や内容・金額などに配慮し、職員全員で分けられる消耗品や個包装のお菓子などが好まれるでしょう。

施設ごとのルールを尊重し、失礼のない範囲で気持ちを表すことが、遺族としての思いやりの姿勢といえます。

日持ちがする消耗品を選ぶ

施設へのお礼の品を選ぶ際は、日持ちがする消耗品を選びましょう。

施設では多くの職員が勤務しており、交代制や勤務スタイルの違いから全員が一度に受け取るのは難しい場合があるため、保存期間が長く分けやすい品が適しています。

たとえば、個包装の焼き菓子やティーバッグ・お茶・コーヒーセットなどがおすすめです。

また、衛生面や管理のしやすさも重要で、常温保存できる品物なら保管や配布がしやすいでしょう。

傷みやすい生菓子や高価すぎる贈答品は避ける

施設へのお礼の品を選ぶ際は、傷みやすい生菓子過度に高価な贈答品は避けることも大切です。

ケーキや和菓子などの生ものは保存期間が短く、受け取る側に保管する負担をかけてしまいます。また、高価すぎる贈答品は、施設側としても受け取りにくいと感じてしまうかもしれません。

贈答品を贈ることは感謝の気持ちを伝えることが目的であるため、相手が受け取りやすくかつ気持ちのこもった品を渡しましょう。

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施設で亡くなった場合におけるお礼の手紙の書き方【例文あり】

身内が施設で亡くなった場合の手紙の例文を紹介します。

職員の皆様へ

母○○が最後まで大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

日々の丁寧なケアだけでなく、いつも優しくお声掛けいただいたり笑顔で接していただいたことが母にとって大きな安らぎとなっておりました。体を清潔に保っていただいたことや好きな音楽を流してくださったこと、一つひとつ丁寧にケアしていただいたおかげで母はいつも穏やかな気持ちで余生を過ごせたと思います。

母も「ここが私の第二の家」といって、皆様との日々を心から楽しんでいるようでした。

家族だけでは行き届かない細やかな配慮に、何度も救われる思いでした。皆様に見守られながら母が最後まで人の温もりを感じて過ごせたこと、本当にありがたく思っております。

直接ご挨拶に伺うべきところ、まずは書面にてお礼申し上げます。皆様のご健康とご活躍を心よりお祈りいたします。

令和○年○月

手紙を書くうえで重要なポイントを以下の3点でまとめました。

  • 感謝の気持ちは具体的なエピソードを添えて伝える
  • 故人の気持ちを添える
  • 家族目線でのお礼の気持ちを伝える

ひとつずつ解説します。

感謝の気持ちは具体的なエピソードを添えて伝える

施設へのお礼の手紙を書く際は、職員がどのように故人を支えてくれたかを具体的に伝えることが大切です。
▼例文で該当する箇所

日々の丁寧なケアだけでなく、いつも優しくお声掛けいただいたり笑顔で接していただいたことが母にとって大きな安らぎとなっておりました。体を清潔に保っていただいたことや好きな音楽を流してくださったこと、一つひとつ丁寧にケアしていただいたおかげで母はいつも穏やかな気持ちで余生を過ごせたと思います。

漠然と「お世話になりました」と書くよりも「体調が優れないときに優しく声をかけていただいた」など、印象に残ったできごとを挙げると感謝の気持ちが伝わります。文面は、簡潔ながらも温かみのある表現を心がけるとよいでしょう。

故人の気持ちを添える

施設へのお礼の手紙を書く際は、故人や家族の気持ちを添えて書くことで、より心のこもった文面になります。
▼例文で該当する箇所

母も「ここが私の第二の家」といって、皆様との日々を心から楽しんでいるようでした。

たとえば「故人も皆様に親切にしていただいたことを心から感謝しておりました」など、亡くなった方が職員に抱いていた思いや言葉伝えると、受け取る側にも温かい印象を与えられます。「最後まで穏やかに過ごせたのは、温かい支えのおかげです。」というような一文を加えると、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。

形式にとらわれず、故人と施設との関わりを思い出しながら、自分たちの言葉で感謝の気持ちを表すことが何より大切です。

家族目線でのお礼の気持ちを伝える

介護施設で家族を見送った際にしたためるお礼の手紙では、普段の生活の様子や職員の細やかな配慮への感謝を、実際の体験に基づいて丁寧に伝えましょう。
▼例文で該当する箇所

家族だけでは行き届かない細やかな配慮に、何度も救われる思いでした。皆様に見守られながら母が最後まで人の温もりを感じて過ごせたこと、本当にありがたく思っております。

たとえば「穏やかに過ごせたことが救いだった」など、実際に受けたケアや日々の交流への思いを具体的に振り返ると感謝の気持ちが伝わります。

また、施設職員が故人にしてくれた小さな心遣いや笑顔故人自身が楽しみにしていた日常のひとこまなどに触れることで、心からありがたく感じたという想いを自然な形で伝えられるでしょう。

改まった形式にこだわり過ぎず、素直な気持ちを丁寧な言葉でまとめれば、読む人の心に響くお礼の手紙が書けます。

施設で亡くなった場合にお礼金を包むときに気を付けること

お礼金を包む際の注意点を理解することは、施設側に配慮した適切な対応をするうえで重要です。ここでは重要なポイントを紹介します。

  • お礼金の目安はお世話になった期間による
  • 辞退された場合は無理強いしない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

お礼金の目安はお世話になった期間による

お礼金を包む場合、その金額は一律ではなく、故人がお世話になった期間や内容によって判断するのが一般的です。

短期間の利用であれば、感謝の気持ちとしてごく控えめな額にとどめるのがよいでしょう。一方、長期にわたり丁寧に介護してもらった場合には、やや多めに包むこともあります。

目安の金額は以下のとおりです。

入所期間お礼金の額
入所1年未満5,000円~1万円
入所1~5年2~5万円
入所5年以上5~10万円

ただし、過度な金額は相手に抵抗感を与える恐れがあります。施設によっては金銭の受け取り自体を禁止していることも多く、あくまで気持ちを伝えることを目的とするべきでしょう。

辞退された場合は無理強いしない

施設にお礼金を渡そうとしても、職員側や施設側の方針で受け取りを辞退されることがあります。その際は、無理に受け取ってもらおうとせず、感謝の気持ちだけを丁寧に伝えるのが無難です。

多くの施設では、公平性や規定上の理由から金銭の受け取りを禁じている場合があり、無理に渡すと相手に気まずい思いをさせてしまう恐れがあります。

辞退された場合には、深追いせずに「これまで本当にお世話になりました」と言葉で感謝を伝えるのが常識的な対応といえるでしょう。

施設でなくなった場合にお礼を伝えることに関するよくある質問

ここでは、施設で亡くなった場合のお礼に関するよくある質問にお答えします。

  • お礼を伝えるタイミングはいつがいい?
  • どうしても現金でお礼したい場合は?
  • 施設スタッフへの個人別のお礼はした方がよい?
  • お礼のタイミングが遅れてしまった場合はどうする?

ひとつずつ見ていきましょう。

お礼を伝えるタイミングはいつがいい?

施設で亡くなった場合にお礼を伝えるタイミングとして適しているのは、葬儀が落ち着き、遺族の気持ちがある程度整理されたあとです。

突然の訪問や連絡は相手にも負担となるため、事前に施設に電話するなどして、訪問希望を伝えておきます。

お礼の品や手紙を持参する場合も、施設のルールや状況を事前に確認し、担当者や受付に渡す形をとると迷惑になりにくいでしょう。

直接スタッフに会えればその場で感謝の気持ちを伝えるのがよいですが、それが難しい場合は受付に預けるだけでも十分に感謝の気持ちを伝えられます。

どうしても現金でお礼したい場合は?

どうしても現金でお礼をしたい場合は、必ず施設の方針や規定を確認しましょう。

多くの施設では、職員への金銭や高額な品物の受け取りが禁じられていますが、例外的に「寄付」や「寄贈」といった形であれば正式な手続きを踏んで受け付けている場合もあります。このようなケースでは、スタッフへの直接の手渡しではなく、施設運営への協力金の寄贈として申し出るとよいでしょう。

無理に現金を渡そうとするのではなく、施設運営やほかの利用者のために役立ててもらう気持ちで申し込むことが、感謝の気持ちと施設への配慮を両立させる方法です。

施設スタッフへの個人別のお礼はした方がよい?

施設で世話になったスタッフ一人ひとりに個別でお礼をしたいという気持ちは自然ですが、公平性や規則の観点から個人別のお礼や贈答は控えたほうが無難です。

特定の職員に品物を渡すと、ほかのスタッフとの関係性や職場内の雰囲気に影響を与える恐れがあり、受け取る側にも負担をかけてしまいます。

そのため「施設全体へのお礼」という形で、お菓子や手紙などを「皆さんでどうぞ」とまとめて渡すのが一般的なマナーです。

どうしても感謝を伝えたい場合は、手紙にお世話になったスタッフの名前を挙げることで思いを伝える方法もあります。個人への贈り物は避け、施設の方針やルールに従った形で気持ちを表すことが大切です。

お礼のタイミングが遅れてしまった場合はどうする?

お礼を伝えるタイミングが遅れてしまった場合でも、遠慮せず感謝の気持ちを伝えてよいでしょう。

「お礼が遅くなり申し訳ありません」という一言を添えれば、誠実な姿勢を伝えられます。そのうえで、改めて具体的な感謝の思いを伝えれば相手に誠意が十分に伝わります

遅れたことを気にしすぎて連絡を控えるのではなく「今お伝えしたい」という思いで手紙や言葉にすることが大切です。

施設でなくなった場合のお礼は施設の方針に従いましょう

施設で亡くなった場合のお礼は、必ず施設ごとの方針や規則に従うことが重要です。

近年では、職員への贈り物やお礼自体を一切受け付けていない施設も増加傾向であるため、意向を確認せずにお礼品や金銭を持参すると相手に迷惑をかけてしまうこともあります。

施設のエントランスや掲示板に「お礼は受け取りません」と案内がある場合や、口頭で断られる場合は、施設の意向に従いましょう。

施設のルールを守り、相手に負担のない方法を選択することが、誠実で礼儀正しいお礼の伝え方といえます。

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