葬儀のマナー

遺骨を持って新幹線に乗る方法|非常識に見えない工夫と安心ポイント

遺骨を持って新幹線に乗る方法|非常識に見えない工夫と安心ポイント

遺骨を新幹線に持ち込む機会は、葬儀・納骨・改葬など、意外と多くあります。とはいえ「本当に持ち込んでよいのか」「どうやって持ち込めばよいのか」と不安に思う方も少なくありません。

結論を言うと、遺骨は新幹線に持ち込めます。一般的な手荷物の扱いとなるため、特別な手続きや申告も不要です。

この記事では、遺骨をスマートに持ち運ぶ方法、座席での置き方、万が一に備えた知識、新幹線以外の移動手段まで解説します。

この記事を要約すると

  • 遺骨は通常の手荷物として新幹線に持ち込めます。法律や鉄道会社の規則でも禁止されておらず、特別な手続きや申告は不要です。
  • 骨壺を剥き出しで持つのは避けましょう。バッグに入れたり布で包んだりすることで、周囲に違和感を与えず安心して運べます。座席では足元など安定した場所に置くのが安全です。
  • 遺骨を新幹線で運ぶのは特別なことではありません。多くの方が日常的に行っている、ごく自然な移動手段です。必要以上に不安にならず、落ち着いて準備すれば大丈夫です。
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遺骨は新幹線に手荷物として持ち込める

遺骨は、新幹線に通常の手荷物として持ち込むことが可能です。墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」や鉄道の旅客営業規則でも、遺骨の持ち運びを禁止する規定はありません。乗車の際に特別な手続きや申告は必要なく、遺骨は一般的な荷物と同じように扱われます。

遺骨を持っての移動は、決して珍しいことではありません。以下のような場面で多くの方が利用されています。

  • 遠方での葬儀・法事への参列
  • お墓の改葬(引越し)
  • 分骨のための移動
  • 手元供養のための持ち帰り
  • 納骨のための移動

正しく火葬や埋葬の手続きを経た遺骨であれば、安心して新幹線に持ち込めます。

非常識に見えない「遺骨」の持ち運びの工夫

遺骨の持ち運びで最も大切なのは、周囲への配慮です適切な方法で運ぶことで、他の乗客に不快感を与えることなく移動できます。

避けたい持ち方

骨壺をそのまま抱えて新幹線に乗るのは、避けたほうがよいでしょう。  見た目にも目立ちやすく、周囲の方を驚かせてしまう可能性があります。また剥き出しで運ぶと、骨壺自体を破損させてしまう恐れもあり、危険です。

遺骨に対する気持ちや価値観は人それぞれです。他の乗客に違和感を与えないマナーとして、できるだけ「普通の荷物」と同じように扱い、目立たない方法を選びましょう。

スマートに見える持ち運び方

遺骨を新幹線で運ぶときは、「普通の荷物のように見える」工夫をしておくと安心です 見た目に自然で、かつ安全に持ち運べる方法をいくつか紹介します。  

  • 骨壺専用バッグを使う
    骨壷がちょうど収まるサイズで作られた専用のバッグがあります。外見が普通のバッグのようで自然に使えます。葬儀社やネットショップなどでも購入可能です。  
  • 風呂敷で包む
    伝統的な方法ですが、風呂敷で丁寧に包むと上品で落ち着いた印象になります。さらに手提げ袋に入れるとより安心です。
  • しっかりとしたトートバッグを使用する
    骨壺より一回り大きなトートバッグに、緩衝材(タオルや新聞紙)と一緒に入れる方法です。底が平らで丈夫なものを選びましょう。
  • サイズに合わせたバッグを選ぶ  
    小さめの骨壺であれば、一般的な手提げバッグにすっきり収まります。周囲の人からも違和感を持たれにくいでしょう。   

骨壺は陶器製が多いため、割れやすい点に注意が必要です。いずれの場合も、新聞紙やタオル、エアクッション材で周囲を包むとよいでしょう。

大切なのは「周囲から見て特別に感じさせないこと」と「自分自身が安心できること」です。こうした工夫をすれば、移動中も落ち着いて過ごせるでしょう。

新幹線の座席での置き方

新幹線の座席に着いたら、遺骨をずっと抱えている必要はありません安定して置ける場所を選べば、周囲にも違和感を与えず、自分自身も落ち着いて移動できます。  

  • 座席の足元に置く 
    足元は安定しているため、骨壺が揺れたり倒れたりしにくく安心です。 ただし降車時に忘れないよう注意しましょう。  
  •  荷物棚(網棚)を利用する場合 
    小さめの骨壺や専用バッグであれば網棚に置くことも可能です。 揺れや衝撃で落下する可能性があるため、しっかり安定するように置きましょう。 

無理に肌身離さず抱えている必要はなく、「普通の荷物」と同じように扱えば大丈夫です。転がったり落下したりすることのないよう安定させ、かつ自分が安心できる場所に置きましょう。

念のため知っておくと安心なこと

遺骨を新幹線に持ち込む際、特別な手続きや申告は不要です。  

しかし「万が一、車内で確認を求められたらどうしよう…」と心配になる方もいるかもしれません。 実際には、駅員や車掌から荷物の中身について尋ねられることはまずありません。

どうしても不安な方は、火葬許可証や埋葬許可証のコピー  を用意しておくと安心です。  持っていなくても問題はありませんが、提示を求められた場合にスムーズです。 

新幹線以外の移動手段

遠方に遺骨を移動させる方法は、新幹線だけではありません。 状況に応じて、次のような選択肢を取る方法もあります。  

  • 日本郵便の「ゆうパック」
    日本郵便の「ゆうパック」でのみ、お骨を送ることができます。ヤマト運輸や佐川急便など一般的な宅配業者では遺骨の配送を受け付けていません。
  • 遺骨専門の配送業者
    火葬場やお墓からお骨を預かり移動してくれるサービスもあります。  専用の梱包資材や配達体制が整っているため、梱包からしてくれるので安心です。  
  •  車での移動 
    自家用車での移動が可能なら、車で運ぶのも安心です。 骨壺をケースや袋に入れ、揺れない場所に安定させて運びましょう。

「どうしても自分で新幹線に持ち込むのが不安」という方は、こうした選択肢もあることを知っておくと心強いでしょう。

遺骨を新幹線に持ち込むのは特別なことではない

遺骨を新幹線に持ち込むことは、法律や鉄道の規則で禁止されているものではありません。遠方での葬儀や納骨などで、多くの方が日常的に行っている「ごく普通のこと」です。一般的な手荷物として扱えます。 

大切なのは、剥き出しで持ち歩かず袋やケースに入れる、座席では安定した場所に置くといった、ちょっとした気遣いだけです。それだけを注意すれば「非常識に見えない」「自分も安心できる」移動ができます。  

葬儀は、儀式そのものだけでなくその前後の不安や心配事も無数にあるものです。お困りごとがある際は、いつでもご遠慮なくご相談ください。プロが丁寧にお応えさせていただきます。

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